9月、10月は泊まりがけの旅はせず、出かけるとしたら近場や近郊レベル。11月に長旅の計画があったためで、未乗区間や未乗降駅の関係もそれまでお預け状態でした。
今回の旅は鉄道メインではなく船舶。寄港した先で自由観光ができればそのついでに鉄道といった具合なので、それほど駅数が増える訳ではありません。時間が許せば可能な限りというスタンスで乗り降りに臨みました。
11/7の観光地は函館。新函館北斗から北海道新幹線というのはあっても、市内の方は2014年4月以来10年半ぶりです。函館市電もその時以来で、当時叶わなかった全線完乗に向けた布石を打つことにしました。
残っていた一つが湯の川温泉~湯の川。港から函館駅付近までバスで移動後、駅構内の観光案内所で1日乗車券を買ったら早々に函館駅前電停へ・・・10:32発の湯の川行きで躊躇なく終点に向かいました。
市電の混雑が懸案事項でしたが、実際はそれほどでもなく、五稜郭公園前を過ぎると空席が目立つ状況に。湯の川温泉を出た時点ではガランとしたもので、湯の川までの一区間は悠々と過ごすことができました。
11:07に湯の川に着いたところで片方の未乗区間はクリア。温泉地なので日帰りで入浴できる施設に行く手もありましたが、ここでは湯倉神社の参拝にとどめ、特に時間は決めずに次の目的地に向かうことにしました。出たとこ勝負で湯の川に戻ると、次は11:34発。函館どつく前行きだったので、これに一旦乗車し、駒場車庫前で乗るべき一本に乗り換える段取りにしました。