坂町を発った後は、新発田で降りて羽越本線に乗り換え(12:59着-13:22発)。新発田~新津は、乗車した記録が不確かだったこともあり、今回の行程に組み入れました。これで羽越本線も無事完乗。新潟県内の未乗区間、残るは大糸線(糸魚川~平岩~)です。
新津では13:50着-54発の乗り換えで、次は磐越西線へ。信越本線方面という手もありましたが、デビューしたての電気式気動車「GV-E400系」が走っている方にしました。磐越西線では新津~馬下で運転中ということだったので、どこかで遭遇できると考えた訳です。(その結果については次の回にでも)
磐越西線は、1970年代に会津若松から新潟まで乗り通した際に完乗しているものの、あとは鉄道以外で沿線を訪ねたくらいで、ご縁が浅い路線。改めて全区間を乗るにはさすがに時間がなかったので、この日は途中の津川まで行って戻ることにしました。
列車はほどほどの混み具合で、五泉や馬下など降車客が多い駅を過ぎると、閑散となる感じ。馬下から先は阿賀野川と並行しますが、しっかり車窓をキープした上で、川の景観を堪能することができました。三川から東は川幅が広がり、湖のよう。ただし、流れが緩やかなためか水面が濁ったエリアがしばらく続き、息を呑むことになります。阿賀野川の別の表情を見る思いでした。
津川には14:49の到着。当駅終点につき、乗って来た列車が折り返しの新津行き(15:01発)になります。駅で過ごせる時間は10分ほど。10年前のリニューアルで町家風になった駅舎を近くに遠くに眺め、2013年に改築されたホーム上の待合室「オコジロウの家」を中から外から見学し、とやっていたら発車時刻になっていました。駅自体がちょっとした観光スポット・・・津川駅の大きな特徴と言えるでしょう。