初めて乗った紀州鉄道。全長2.7km、所要時間は8分で、終点の西御坊には17:23に着きました。同線はこれであっさり完乗。同時に和歌山県内の鉄道路線も全線めでたくクリア*1となりました。
西御坊では乗車したKR301がすぐに折り返す形で、17:27発というのがありましたが、せっかく来たのに滞在時間数分ではあまりにもったいないのでその次の御坊行き(西御坊18:04発)に乗ることに。その40分を使い、駅をしっかり堪能し、かつて日高川まで延びていた線路の名残に思いを馳せ、さらには隣の市役所前まで歩きといろいろ... 時間的余裕があれば、下川に沿うように古い町並みが続く寺内町界隈を散策するプランもあったと思いますが、日の入りや宿泊先に向かう列車の時刻を考えると厳しい感じだったので見送りました。
寺内町に出るには少々距離はあるものの、学門、紀伊御坊の2駅も訪ねたいところ。まち歩きを兼ねて、改めて紀州鉄道の乗り降りをしたいものだと思うのでした。
という訳で、復路は市役所前18:05発で御坊へ。西の空が紅く染まるのを見つつ、御坊に着く手前のカーブを徐行する際の車輪とレールが擦れる音を聞いていると程なく終点・・・定刻通り、18:12に着きました。
以下は、往路の紀伊御坊駅で撮った保存車両「キハ603」、留置車両「KR205」。駅員配置駅で、グッズ等の取り扱いもあるので、紀伊御坊駅は訪ねるべき駅の一つだと思います。
今度は御坊駅0番線から改札を一旦出て、18きっぷで入場。大阪府高石市のホテルをめざし、きのくに線、阪和線と乗り継いで移動しました。その距離、100km超。朝の大宮までの分、敦賀~新大阪、大阪~御坊を足すと18きっぷで380km余り(片道6,600円相当)を乗ったことになりました。