乗り降り記録ブログ[駅ログ]

全国の鉄道駅の乗り降り記録を綴ります

#3928 紀伊(2024.1.8)

18きっぷ旅5日目の1/8は、和歌山を起点に東京まで帰るばかりの比較的単純な行程。前日に本数少なめの和歌山線を完乗できたこともあって、帰路の途中で組み入れる未乗区間は桜井線の一部程度・・・経路としては、阪和線大和路線、桜井線、奈良線といった具合になります。

その前提で行程を組むと、朝早くに和歌山を発てば阪和線での降り乗りがいくつか可能に。紀州路快速と快速がわりと頻繁に走っていることを踏まえ、目を付けたのが紀伊でした。和歌山6:56発で、紀伊は7:06着。その後7:19発の快速に乗れば、未乗降駅をさらに一つといった流れです。

京橋行き紀州路快速紀伊7:06発)

すでに明るい時間帯ながら、何となく雲行き怪しく、紀伊での滞在時間中も基調としては曇り。晴れ晴れとした中での撮影はできませんでしたが、なかなか機会のなかった阪和線の快速停車駅の一つに来れた意義は大きいものがあります。

紀伊駅駅名標。「旧国名(2文字)=駅名」という例は表記だけ見れば少なからずありますが、その所在地が一致するのは紀伊和歌山県)、安芸(高知県土佐くろしお鉄道)、摂津(大阪府大阪モノレール)の三つのみ。実は希少だったりします。

快速が停まるとあれば有人駅だろうと思いきや、駅員不在の時間(→参考がある設定につき、18きっぷ利用者としては悩ましいところ。「6時45分から7時15分」の不在にちょうどかかる時間だったため、例のインターホンを通しての出たり入ったりという形になりました。

改札口は自動改札機オンリー。駅員不在につき、インターホンのお世話に。
発車標を見る限り本数はそれなり。天王寺方面は7:16発もありましたが、紀州路快速は和歌山~熊取は各駅に停まるため、次発の快速に途中で抜かれることに。和泉砂川で乗り換えられるものの、注意を要します。

駅を出て驚いたのは、どこか懐かしくも妙に狭まった感じの駅前の光景でした。立地のせいか駅舎も窮屈そうな印象で、とにかく外観を撮りにくいというのがまた当駅のポイントだと思います。

駅前の様子。交通広場的なものはなく、道路も手狭。
紀伊駅外観
天王寺行き快速(紀伊7:19発)。和泉砂川から先はこちらが先着。

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