北上線の快速で約70分。終点の横手到着を以って、北上線完乗となりました。初乗車にして路線完乗というパターンは、JR線では2021年9月の大糸線以来。途中駅での降り乗りなしで乗り通したのは2021年3月の宗谷本線、日高本線以来でした。これで東日本エリアに限れば、どの区間も全く未乗という路線はゼロに*1。また一歩前進した感じです。
田園風景に始まり、岩沢から勾配区間に入ると一気に山岳路線の様相に転じる北上線。見どころはやはり県境に入る前の錦秋湖の眺めでしょう。この時はキハ1両でほぼ満席だったこともあり、70分のうち60分は立って過ごし、車窓に集中。おかげで湖のほか、後方展望などを満喫できました。
横手の滞在時間は14:51着-15:04発で10分余り。座って休憩する程度のゆとりはありましたが、このクラスの駅ともなると見るべき撮るべき要素が多々あるため、それらを押さえていると10分はあっという間です。
次は秋田に向かうのみだったので、横手でゆっくり過ごす手もあったところ、「JR東日本パス」がある手前、より遠くへというのが本分。秋田に着いて余力があれば、行けるところまで行って戻るプランを一つ考えていたので、先を急ぐことにしたのでした。