乗り降り記録ブログ[駅ログ]

全国の鉄道駅の乗り降り記録を綴ります

#3732 横手(2022.10.21)

北上線の快速で約70分。終点の横手到着を以って、北上線完乗となりました。初乗車にして路線完乗というパターンは、JR線では2021年9月の大糸線以来。途中駅での降り乗りなしで乗り通したのは2021年3月の宗谷本線、日高本線以来でした。これで東日本エリアに限れば、どの区間も全く未乗という路線はゼロに*1。また一歩前進した感じです。

横手駅1番線ホーム。「北上線終点駅」とあり、同線のキロ程(61.033km)もわかるようになっています。

田園風景に始まり、岩沢から勾配区間に入ると一気に山岳路線の様相に転じる北上線。見どころはやはり県境に入る前の錦秋湖の眺めでしょう。この時はキハ1両でほぼ満席だったこともあり、70分のうち60分は立って過ごし、車窓に集中。おかげで湖のほか、後方展望などを満喫できました。

北上線路線図(車内で撮影)。所要時間の目安は、下り(横手方面)が73分、上り(北上方面)が72分。

横手の滞在時間は14:51着-15:04発で10分余り。座って休憩する程度のゆとりはありましたが、このクラスの駅ともなると見るべき撮るべき要素が多々あるため、それらを押さえていると10分はあっという間です。

 横手駅構内(跨線橋から南側を撮影)。中央は乗ってきた北上線のキハ100-37。
横手駅時刻表。北上線上りは6本。奥羽本線は上り17本、下り19本。JR発足時の時刻表を見ると、特急「つばさ」のほか、「あけぼの」や「津軽」などの寝台列車も発着していた横手駅。往時と比べると寂しい印象を受けますが、普通列車の本数は増えていることがわかりました。
横手駅外観(東口)
秋田行き普通列車(横手15:04発)。右隣は15:02発の新庄行き。

次は秋田に向かうのみだったので、横手でゆっくり過ごす手もあったところ、「JR東日本パス」がある手前、より遠くへというのが本分。秋田に着いて余力があれば、行けるところまで行って戻るプランを一つ考えていたので、先を急ぐことにしたのでした。


以下は、ゆだ錦秋湖ほっとゆだで撮った車窓二選です。

錦秋湖
和賀川錦秋湖に合流する地点に架かる橋梁を車両後方で撮影。ほっとゆだ駅は間もなく。

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*1:10/21~23の旅を終えたところで、残るJRの未乗区間函館本線の一部、津軽線の中小国以北、花輪線十和田南以南、只見線の運転再開区間に。全区間未乗の路線は近畿、中国、九州に多く、あわせて16に上ります。