横手15:04発で、終点の秋田は16:12着。秋田に来たら、奥羽本線でさらに北上するなり、男鹿線、五能線方面に向かうなりと選択肢がいろいろ出てきますが、「JR東日本パス」を活用するならやはり特急ということで、「いなほ」に乗るプラン*1を敢行しました。
「いなほ」14号は秋田16:37発。駅前のホテルを予約していたので、チェックインしてからでも余裕がありました。
身軽になって乗車する特急は格別。出発時にすでに日が暮れかけていたので、往路はまだしも復路の車窓は真っ暗という状態でしたが、久々に乗るE653系は快適でした。
せっかくなので未乗降駅へ行こうとなる訳ですが、特急停車駅に限られるので仁賀保か象潟の二択。仁賀保だと17:22着-57発、象潟は17:31着-48発です。暗い中ではどちらも同じようなものなので、より長く特急に乗ることを優先しこの時は象潟へ。「奥の細道 最北の地」かつ「霊峰鳥海山と俳句のまち」の駅を訪ねることができました。
西に600mほど歩けば日本海が望め、その途中などには「芭蕉が歩いた道」もある象潟。日中で一定の滞在時間があればゆったり過ごしたい地です。
この日はすぐに引き返すパターンだったので、当地の観光はお預け。「いなほ」7号で秋田に戻り、「JR東日本パス」の旅、初日を終えました。
秋田に着くと、6番線にはE655系が停車中。上野からはるばる走ってきた団体臨時列車で、回送で動き出すまでの間、ちょっとした撮影会を楽しめました。これまたいいタイミングだったと思います。