乗り降り記録ブログ[駅ログ]

全国の鉄道駅の乗り降り記録を綴ります

#3733 象潟(2022.10.21)

横手15:04発で、終点の秋田は16:12着。秋田に来たら、奥羽本線でさらに北上するなり、男鹿線五能線方面に向かうなりと選択肢がいろいろ出てきますが、「JR東日本パス」を活用するならやはり特急ということで、「いなほ」に乗るプラン*1を敢行しました。

「いなほ」14号は秋田16:37発。駅前のホテルを予約していたので、チェックインしてからでも余裕がありました。

身軽になって乗車する特急は格別。出発時にすでに日が暮れかけていたので、往路はまだしも復路の車窓は真っ暗という状態でしたが、久々に乗るE653系は快適でした。

せっかくなので未乗降駅へ行こうとなる訳ですが、特急停車駅に限られるので仁賀保か象潟の二択。仁賀保だと17:22着-57発、象潟は17:31着-48発です。暗い中ではどちらも同じようなものなので、より長く特急に乗ることを優先しこの時は象潟へ。「奥の細道 最北の地」かつ「霊峰鳥海山と俳句のまち」の駅を訪ねることができました。

特急「いなほ」14号(象潟17:31着)。E653系「瑠璃色」編成でした。
改札口付近。「奥の細道 最北の地 象潟」と「霊峰鳥海山と俳句のまち 象潟」の二つの横断幕が目を惹きます。
近距離きっぷ運賃表。ここまで来ると遊佐や酒田はあと少しとなりますが、今回は象潟で折り返し。この時間、特急で秋田に帰るには象潟が限界でした。

西に600mほど歩けば日本海が望め、その途中などには「芭蕉が歩いた道」もある象潟。日中で一定の滞在時間があればゆったり過ごしたい地です。

「きさかたエリアマップ」。駅の出入口にあります。海水浴場までは約600m。
象潟駅外観
駅舎同様、駅名看板も趣が感じられます。ライトアップされているのもポイント。

この日はすぐに引き返すパターンだったので、当地の観光はお預け。「いなほ」7号で秋田に戻り、「JR東日本パス」の旅、初日を終えました。


秋田に着くと、6番線にはE655系が停車中。上野からはるばる走ってきた団体臨時列車で、回送で動き出すまでの間、ちょっとした撮影会を楽しめました。これまたいいタイミングだったと思います。

復路の「いなほ」は、オリジナルデザインのE653系でした。6番線には長旅を終えたE655系が停車中。
E655系秋田駅

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*1:奥羽本線普通列車)で森岳まで行き、「つがる」6号で秋田に戻る手もありましたが、乗るなら往復とも特急がいいと考え、「いなほ」プランに。タイミングがよかったというのが決め手です。