11月23日からは、「どこでもドアきっぷ」2日間用を使っての旅。2日間用のフリーエリアは、JR西日本管内に限られるので、その中でどれだけ新幹線や特急を組み入れられるかがポイントになります。
この日の新幹線利用は、厚狭~姫路の範囲。「こだま」~「のぞみ」~「ハローキティ新幹線」と乗り継いで、姫路には10:28に着きました。
姫路からは初めて乗る特急「はまかぜ」で、やはり初となる播但線の旅に出発。そのまま乗っていれば豊岡、城崎温泉なども楽々でしたが、せっかくなので沿線の一大観光地を訪ねる行程にしました。「はまかぜ」は3往復走っていますが、停車駅は少々変則的で、この時に乗った1号(姫路10:44発)は折よく竹田に停車。竹田城跡などの観光が可能という訳です。


竹田到着は11:43。竹田城跡の近くまで行く「天空バス」は、駅前を11:55に出るのでちょうどいい設定です。竹田から先、播但線終点の和田山をめざすには13:44発に乗ればいいと考え、その後の行程も一応組み立て済み。つまり竹田での滞在時間は2時間を見ていて、それでよしとしていたのでした。

結果的に間に合ったのでよかったのですが、帰りの登山道については、より入念なチェックが必要と思った次第。バスを降りてから竹田城跡に着くまでがちょっとした山道だったこと、竹田城跡は眺望のみならず、その場所自体にも見どころが多々あったこと、徒歩で下山する場合は、登山道(複数あり)をコンディションに応じて見極める必要があったこと・・・竹田では、(鉄道利用時は特に)時間配分を考えた行程を立てて臨むのがいいようです。

あわただしい中にあっても、駅構内や駅舎など、ひととおりの見物、撮影はできました。小雨だったので何とかなりましたが、これで雨が全く降っていなければ、より楽な感じで観光や移動などできたと思います。もっとも、雨が降ったり止んだりだったことで、竹田城跡では絶好のタイミングで虹(→参考)が現われ、虹を見下ろすというレアな体験も。観光にしろ「観虹」にしろ、ともかく竹田に来た甲斐は大いにありました。

以下は、姫路駅での「はまかぜ」と、途中停車駅での様子です。


