乗り降り記録ブログ[駅ログ]

全国の鉄道駅の乗り降り記録を綴ります

#3801 幡生(2023.3.2)

18きっぷ旅の2日目(=2回目)は、下関からスタート。この日は山陽エリアの未乗路線・区間を乗り継ぐのがテーマだったため、本数が少ない列車に合わせた行程を予定していました。そのための最初の列車は、下関7:42発の新山口行き。これを逃すと、宿泊先に到達できても旅のテーマが成り立ちません。しっかり早起きして、前倒し気味で駅に向かいました。

早めに動いていたのにはもう一つ理由があり、間に合えばもう一本前の列車で、降り乗りを加えようというのがありました。山陽本線では7:18発(小月行き)になりますが、下関は山陰本線の列車も発着するため、単に一つ前だと、7:26発の長門市行きということに。前夜に時刻表を見て気付いたもので、これに乗れば隣の幡生で降りて乗ってが可能・・・7:31着-47発で15分ほど滞在できます。

という訳で、山陰本線のキハで一区間のみ乗車。乗り過ごすと山陰本線に入ってしまい、行程が成り立たなくなるので、万全を期して降車しました。着いたのは3番線。次に乗る新山口行きは、隣の4番線(同一ホーム)からの発車です。

3番線を発車する長門市行き普通列車(幡生7:31発)。1番線には小倉行き普通列車が入線(7:32着)。
山陽線・山陰線標準時刻。山陽線は上り下りとも朝夕の本数が多いことがわかります。

通学時間帯に当たっていたため、高校生を中心に降車客が多く、その合間*1をかいくぐるように改札へ。7:32着の小倉行き列車を降りた人数は目を見張るものがあり、辛うじてその波に追いつかれる前というタイミングでした。

駅舎などの撮影はその流れが去った後。構内もうかうかしていると撮りにくくなる可能性があるので、すぐに引き返すことにしました。

幡生駅外観。外からは自動改札機(準備中)も見えます。
「JRきっぷ運賃」・・・九州側の駅が大半を占めていて驚きました。天拝山、夜明、西屋敷はいずれも1,850円。対して、山陽本線の下松、山口線長門峡は1,980円でした。
各ホームと改札とは跨線橋で連絡。大勢の利用者の往来を支えてきた自負のようなものを感じる通路です。

3・4番線ホームで待機していると、対面ホーム(1番線)に7:44着の下関行きが入線。大勢の高校生が降り、長い列が続くシーンが見られました。

山口エリア(徳山~下関など)でのICOCA導入と、エリア内の一部駅での自動改札機稼働は4/1の予定。3/2はその30日前につき、自動改札機はカバーがかけられた状態でした。大人数の定期券を確認する作業は並々ならぬものがあります。駅員さんのそうした姿がこの日は見られた訳ですが、新学期からはそれも過去の話に。かなりの省力化になったのではないかと思います。

下関行き普通列車(幡生7:45発)と高校生の列。駅付近には、下関双葉高、下関商高など複数の高校があります。

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*1:幡生到着は、山陰本線経由の下関行きが7:29に出た後。乗ってきた長門市行きからの降車もそれなりだったので途切れるのを待っていたら、今度は小倉行きが来てあわてることに。列車が集中する時間だったようです。