犬吠13:06発の臨時列車で、終点の外川へ。13:08着のところ数分遅れての到着でしたが、何はともあれ銚子電気鉄道はこれで完乗となりました。
銚電に初めて乗ったのは1991.8.4のこと。当時は銚子から犬吠までの片道乗車で、復路はバスでした。以来、銚子エリアはすっかりご無沙汰となり、今回が実に32年ぶりの再訪。未乗で残っていた犬吠~外川の乗車を果たし、あわせて千葉県内の鉄道路線も晴れてクリアとなりました。関東一都六県のうち、千葉県がラストになるとは思ってもみませんでしたが、これで東日本エリアは北海道と北東北三県の一部区間を残すのみに。只見線の運転再開区間は近々乗りに行くので、福島県についてもそれで実質的な完乗となります。さらに弾みをつけて、未乗路線・区間の旅に臨みたいものだと思います。
外川に着くと、高台という立地に加え、海の近さが奏功してか、海風が時に強く吹くことを実感。おかげでそれほど暑さを感じずに済みました。次は銚子行きの定期列車(13:41発)に乗ることにしたため、30分ほどあります。趣深い駅舎、構内留置の「デハ801」などひととおり見物、撮影し、なお時間があったので、坂道を下りつつ港が一望できる場所まで移動。風を楽しみながら15分ほど散策し、駅に戻りました。
折り返しの銚子行きは発車5分前には入線。次に降り乗りする駅は、電車が動き出す前に何とか決まりました。臨時列車が選択肢に加わったことで、それをどう活かすかが何よりのポイント。全体的な行程はこの時点ではまだ固まっていませんでした。