前日に予定していた桜井線未乗区間の乗車をこの日にシフトしたため、次の行程はその区間分(約1時間)の後。奈良(9:43発)~三輪(10:07着-16発)~奈良(10:41着)で桜井線を晴れて完乗し、京都方面の列車に乗り換えました。
京都に早く着くのは11:07発=みやこ路快速でしたが、その前に10:54発の普通列車があったのでそれで未乗降の快速停車駅をめざすことに。木津は乗降済み、城陽だと滞在時間がほぼない感じだったので、ここは玉水の一択です。11:14着-22発・・・いい案配でした。
玉水駅は2018年12月に橋上駅舎としてリニューアルされたため、5年ほど経っていますが美装を保った状態。JR西日本のリリース(→参考)によれば、デザインコンセプトは「井手の桜と歴史の玄関口 玉水駅」とあり、「井手町を代表する玉川沿いの桜並木の風景を自由通路内部で表現」とのことで、質素な中にもデザイン美が感じられる駅舎だと思いました。
町名を示す名称が駅には付かないため、井手町と聞いてもピンと来ないかも知れませんが、知る人ぞ知る的な面はありそうです。玉水に関しては快速が停まるため、本数もそれなり。当駅エリアは穴場と言えるでしょう。
奈良~三輪をクリアした時点で奈良県内の鉄道路線もめでたく完乗となった訳ですが、京都府の方はよくよく調べてみると不確実だったことが判明。奈良線はどこかのタイミングで全区間乗車済みだと思っていたものの、木津~宇治については明確な記録がなかったのです。怪しい時はとにかく乗るに限るというもの。みやこ路快速で宇治に着いたところで同線も完乗となり、京都府内全路線これにて完結と相成りました。