熊取から快速で終点まで乗り、天王寺では8:33着-45発の乗り換え。次は大和路快速で奈良まで行き、桜井線の未乗区間をクリアしてから京都へという段取りでしたが、早めに動いていたので奈良に着く前に未乗降の駅を一つ加えることができました。
候補としては、快速が停まる法隆寺、大和小泉、郡山の三つがありましたが、特急「まほろば」が停車するようになった点を重視して今回は法隆寺へ。天王寺、久宝寺、王寺、法隆寺と続く大和路快速の「寺」シリーズの4駅目を押さえたかったというのもありました。
ホームは2面2線とシンプルながら、駅舎は橋上化されていて、改札階の大きな窓からの眺望が一つのポイント。法隆寺の五重塔などもきっと見えるのだろうと思ってその方向に目を凝らしたところ、それらしきものが見当たりません。その窓がある一角には「斑鳩の里 観光案内所」があり、折よく窓口が開いていたので法隆寺の件を質問。マンションが建ったことで見えなくなってしまったとの答えでした。
法隆寺までは徒歩20分との案内があり、実際の移動距離は五重塔で約1.8km。時間的余裕があれば行って戻ってというのは可能な訳ですが、下見のような感覚で来ている身としては駅から遥拝できればと考えていただけにこのマンションの存在は誤算でした。ならば少しでも近づくべく北口を少し散歩することに。結果、9:07着-22発とゆったりめの滞在になりました。
9時台の奈良方面の列車は、平日だと4本(7、22、37、52)なのですが、土休日はこれが7本(7、14、22、29、37、44、52)となぜか多め。9:14発に乗れば大和小泉か郡山での降り乗りも可能だったところ、さすがに見送った次第です。