芸備線の広島~三次は一定の本数がある一方で、三次から東、備中神代までは驚くほどに本数が限られていて、どうクリアするかが長らくのテーマでした。福塩線とのセットで何とか行程は組めたものの、すぐに乗り換えができる訳ではなかったので、とにかく三次で時間を過ごし、確実に乗るべき列車に乗ることに。その列車は13:02発の備後落合行きです。
三次には9:02着だったので、同地での滞在時間はちょうど4時間。お手頃なレンタサイクルがあり、それを使えば三江線の廃線跡を巡れそうなことは事前に調べてあったので、そのプランを敢行しました。
電動アシストだったので、あちこち周遊した割には想定以上に早く戻って来ることができ、予定を前倒し。一つ前の11:52発(備後西城行き)に乗り、足を踏み入れるのは初めてとなる市をめざすことにしました。
庄原市は広島県で最も面積が広い都市ですが、同県にとどまらず近畿地方以西で見ても最大。せっかくならその大きな都市の中心駅にしようと考え、備後庄原で下車しました。駅は市の中心部からそう遠くないので、お昼をとる店も見つけやすいだろうし、そこである程度ゆっくりできるだろうというのもあっての降り乗り。当駅では12:25着-13:38発・・・時間的に程よい感じでした。
駅前では飲食店が見当たらなかったので、市役所方面へ。昼食はその途中で見つけた洋食店でとりました。店を出たのは13:15頃。ゆっくり散策しつつ駅に戻り、外せない一本を待ちました。