五位堂行き普通列車で南下し、次に降りたのは堅下。13:37着でした。ここからは近鉄の未乗区間をめざすため、西に約500m歩いて柏原へ。そこから道明寺線を経由して、南大阪線に乗り換える段取りです。
道明寺線は近鉄の数ある路線の中で最古参にあたり、開業年は何と1898年。全長2.2kmの短距離路線ですが、2016年10月に乗った時はその一部区間(道明寺~柏原南口→参考)だったため、柏原南口~柏原が未乗のままでした。柏原はJRでも来られるため、いずれJR⇔近鉄の乗り換えを経て残る区間をクリアすればいいだろうと思っていましたが、これがなかなか。それならばということで、徒歩移動での堅下→柏原を今回組み込んだ次第です。
堅下を下車したら、大阪線の踏切を渡り、南西方向に。柏原図書館を目印にしてさらに西へ歩けば柏原に出ます。何があるかわからないのでとにかく早めにと思っていた訳ですが、この日の雨による湿度のためか、フリーきっぷが頼りない状態に。自動改札機に通すとエラーではじかれてしまい、要インターホン(状況を説明して開扉扱い)と相成りました。
歩いて移動した時間は6~7分といったところでしたが、この一件で少々押せ押せに。柏原の方も自動改札は通用しないと考え、有人通路で提示・・・ところが当駅はJRの駅の一部に近鉄が入る形態につき、自動改札機に通す必要のない運用だったのでした。
エラーも何もなくひと安心でしたが、余裕がある訳ではありません。駅の構造上、道明寺線ホーム(1番線)は南の端にあり、改札からそれなりの距離があったのです。乗るべき列車は13:51発。1番線めがけ、半ば駆け足で何とか間に合いました。
何だかんだであわただしい乗り継ぎにはなりましたが、柏原南口に着いたところで道明寺線は完乗。近鉄の未乗分はあと一路線となりました。