県立大学での降り乗りが済み、京急本線での未乗降駅は、残り2駅に。その2つが逸見、安針塚でした。両駅とも、丘陵地に挟まれた「谷戸」にあり、地図上でも駅へのアクセスがしにくい印象を受けます。実際に行ってみると、ホームは確かに小高くなった位置にあり、駅の外に出るには労を伴う感じ。逸見駅は工事中ということもあり、余計にそう感じました。
駅へのアクセスは何とも言えませんが、この辺りの地形の制約か、逸見駅周辺はどことなく押し縮まっていて、人通り少なく、安針塚駅に至っては駅前の高低差甚だしく、辿り着くのに苦労しそう、といった状況。来るのが後回しになってしまったのは、難所だったからということかも知れません。
ただし、逸見については、ホーム両端にトンネルがあるという構造もさることながら、その相対式ホームの間に上下の通過線がある(線路4本分なので広さがある)ことで、そのスケール感が心地よく、安針塚は、ホーム隣接のトンネル上に「コモンヒルズ安針台」という立派な団地があり、その高台や連絡通路から駅などを見下ろせて、これがなかなか佳いという点、付け加えたいと思います。
ちなみに、逸見は15:54着−16:04発、安針塚は16:06着−26発でした。連絡通路から撮ったこの品川行き普通列車は、16:16発です。