柳生から一つ戻り板倉東洋大前へ。今のところ東武日光線の駅では開業年が最も新しく、かねてから早く訪ねようと思いつつも気が付けば25年が経っていたという曰くつきの駅です。今回、一駅降りるごとに県が変わる区間(藤岡~柳生)を探訪する中でようやくの来駅となりました。
かつては、快速列車も停まった板倉東洋大前。速達列車で颯爽と訪ねるつもりが、それが叶わなくなり、つい後回しになっていたというのもあります。満を持して訪れたからにはそれなりの時間を過ごしたいもの。15:18着の後、再び栗橋方面に向かうには早いところで15:28発がありましたが、滞在10分ではあまりに短いのでその次の15:57発にしました。一つの駅で40分ほどを過ごすというのは普段の降り乗り旅ではまずありません。珍しくゆとりある過ごし方ができました。
ホームは2面4線。コンコースも広く、東西を結ぶ自由通路も広々としています。駅舎ももちろん立派なもので、西口外観については何枚も構図を変えて撮るなどしました。
あとは駅前のスーパーで買い物など。そうこうしているうちに発車時刻が近づき、東口方面については自由通路から見下ろすのみに。散策する時間はありませんでした。
帰りは栗橋まで出て、JRに乗り換え。16:09着-21発でまずまずの乗り継ぎができたものの、新白岡と白岡の間で下りの「カシオペア紀行」とすれ違った際に踏切安全確認による緊急停車(+送電支障)に見舞われ、見事に遅延。大宮着16:53のところ、5分余り遅れての到着となりました。
カシオペアを見送ることができたのはいいとして、駅間での停車はやはり避けたいところ。車内の照明なども落ち一時はどうなるかと思いましたが、早くに運転再開となったのは踏切での一件が比較的軽かったためでしょう。いずれにしろ、撮影時のマナー等には注意してほしいものだと思います。