中電前から乗った広電西広島行き(3号線)は、もともと数分遅れ。西へ進むほどに少しずつ遅れがかさみ、終点に着いた時点で少なくとも+4分という状況でした。
次に乗る予定の広電宮島口行き(2号線)の時刻は不明でしたが、3号線と2号線が合流する紙屋町西を出たところで、後方から2号線の電車が追って来るのがわかったので、時刻を調べる必要はなくなったものの、気分的には落ち着きませんでした。付かず離れずを繰り返しつつ、乗ること30分。広電西広島での乗換時間は果たして?
実は手前の福島町でかなり間隔が空いていたのを確認済みだったので、あわてることはありませんでした。3号線の到着は17:14。対する2号線はその2分後でした(時刻表では17:15発)。多少余裕のある状態で、構内を見物。次に乗るべき2号線の入線シーンもしっかり撮影できました。
2号線は本数が多いので、この先(広電西広島〜広電宮島口)は気ままな降り乗りが可能。しかしながら、的場町のスタートからすでに2時間が経ち、未乗区間もまだまだ残っていることを考えると、そうも言っていられません。できるだけ遠くに行きつつ、時間が読める範囲で戻って来られそうな駅を一つ訪ねることにしました。
時間があれば、JR山陽本線の近接駅との組み合わせで、広電西広島〜商工センター入口−乗換−新井口〜五日市−乗換−広電五日市〜広電西広島といった行程も可能でしたが、乗車中の思いつきで、とりあえず広電廿日市に決定。JRの廿日市駅を見学して戻るというシンプルプランです。
専用軌道(宮島線)に入ってからの電車は速く、遅れを取り戻す勢いも加わって、至って快調。広電廿日市には、定刻の17:36に着きました。帰りの心配をする必要がないので、漫然と「駅前」*1を歩き、ロータリーなどの工事が進む廿日市駅へ。駅舎は2016年にリニューアルを終えたということで真新しく、デザインも秀逸。南口も北口も美観でした。
↓ JR廿日市駅南口(駅の所在地は「廿日市市駅前」)
北口のスーパーに寄るなどしたため、広電廿日市駅に再び戻って来たのは18:10頃。待っているとすぐに広島駅行きが来ました。これで次の系統との乗換ポイントまで直行です。