地域医療を担う拠点的な機関に来ると、思いがけない場所に送迎バスでアクセスできる場合があります。私用で訪ねた今回の医療機関が正にそのケース。巡回ルート上に、東武アーバンパークラインの未乗降駅があったので、遠回りでしたが、その駅をめざしました。柏から営業キロで5km余り…逆井駅です。
駅の西口に着いたのは11時頃。当駅では一日一本の下り急行列車(11:02発の船橋行き)がちょうど来る時間でしたが、さすがにあわただしいのでパスし、次の11:12発にしました。10分ほどあったので、駅舎をゆっくり眺め、駅の東口の方も見物。駅周辺は、どことなくノスタルジックな印象を受けました。これまで来れそうでなかなか来ることができなかった逆井。こうした印象はかえって新鮮でした。
せっかく逆井に来たので、ついでにもう一つ未乗降駅を訪ねることにしました。営業キロで2.2km先…隣の高柳です。
高柳駅では、逆井〜六実の複線化にあわせて、駅舎の橋上化などの工事が進行中(参考→PDF)。ホームも現行の2面2線から、2面4線になるそうで、なかなか大がかりです。降り立った下りホームの方は、まだ従来通り。対する上りホームは、すでに新設の方にシフトしていて、東口の改札(下りホーム側)からは距離がある状態でした。橋上化されれば、中央の改札からのアクセスになり、駅の東西へは自由通路で楽々。逆井駅と同じ形態になる訳ですが、2面4線と構内が広くなることもあり、改札前のコンコースをとっても、アップグレード(スケール、デザインetc.)した観があります。
↑ 高柳駅東口。橋上化により現行の改札は廃止に。
↓ すでに供用中の東西自由通路。その広さ、高さに感心。
↑ 西口の駅舎外観
↓ 西口駅前広場。左のバスは、ちばレインボーバス(新京成線の五香駅にアクセス)。
高柳には11:15に着きましたが、西口の商業施設でゆったりしていたら、何だかんだで12時に。東口→自由通路→西口改札→(下りホーム経由)→跨線橋→上りホームという行程を考えると、12:06発も厳しそうだったので、12:16発で柏に向かうことにしました。
その上り列車、定刻では12:16発でしたが、単線区間の制約上、下り列車の遅れにより12:20発*1に。複線化されれば、こうした遅れもなくなることでしょう。駅舎の竣工とあわせ、工事の完成が楽しみです。
*1:柏到着は12:27のところ、12:30でした。