小布施を11:43に出るのは確定要素、ただし、その先は二つの選択肢がありました。一つは信越本線で直江津から北越急行に乗るルート、もう一つは飯山線で十日町まで行って北越急行に乗るルートです。北越急行は同じ列車になるので、越後湯沢の到着時刻もその先も同じ、海を見るか、川を辿るかの選択です。
海ルートの場合、長野まで行ってもよし、その手前でもよしでしたが、川ルートの場合は長野まで行くと時間的余裕があまりありません。日本海側は大雪との情報もあったので、千曲川〜信濃川の景観を楽しむべく、飯山線に乗ることにし、乗換案内サイトでも出てくる「信濃吉田〜北長野」を敢行しました。
12:08に信濃吉田に到着。北長野には12:38発に間に合えばいいので、余裕は十分。乗換案内によれば徒歩9分なので、両駅の間にある東急ライフ(北長野ショッピングセンター)に寄り道するのも十分可能で、食料品売場でおやつ等を買い込むことができたのでした。
その東急を経由すると、駅間は実に近い。9分かかることはまずないと思われます。
余裕を以って北長野駅に入り、奥の線路を見る。思わず「!」となりました。ちょっと懐かしい車両が現役時同様の長編成で停まっていたのです。この写真でわかれば大したもの、そう、京浜東北線でおなじみだった209系(2010年1月24日に引退)です。
こういうのを見られるのも、ちょっと変わった乗り換えのおかげ。首尾よく飯山線に乗り込み、あとは列車に揺られながらの川下り、と相成ります。