越後湯沢まで来れば、あとは何とか帰京できそうなものですが、新幹線に乗る訳ではないので、それなりに山場があります。辺りも暗くなり、深々とした雪景色を眺めるにつけ、このまま〜水上〜高崎〜とすんなり乗り継いで帰れば、どんなに気楽だろう、と思うのも無理はありません。ところがそうは行かないのが、この手の旅。ウィークエンドパスがある以上、つい乗り降りを増やしたくなってしまうのです。
1時間に1本程度の路線の場合、ひと駅先まで行ってから一つ戻って、その次の列車に乗る、というのが概ね成り立ちます。今回は、水上17:29発*1→沼田17:45着・18:12発→後閑18:17着・49発→高崎19:39着、というのを思いつきました。あまりに寒いようなら断念するつもりでしたが、下界に来るに従ってそうでもなくなってきたので、断行しました。
高崎線は全駅乗降済み、上越線は渋川までは済み、ということで、何となく抜けていたのがこの何駅か。沼田は市の中心部に出るには結構な坂道を行く必要があること、後閑は平成大合併でできた新町「みなかみ町」*2の役場の最寄駅になっていたこと、がわかったのが今回の主な成果でした。
ちなみに両駅ともこの時点で改装中。どうせなら新装なってから(かつ明るいうちに)来る方がよかったのかも知れませんが、そうそう来られるものでもありません。これもご縁のうち、でしょう。
一見不思議なこの行程、「All About 週末旅行」でのレポートでもしっかり載せてもらっています。(ガイドの片桐さん、「ナヌ?!」と思われたでしょうね。でも、それをちゃんと載せ切るところは流石、All Aboutだと思います。)