スルッとKANSAIを持っていたとしても、JRにちょっと乗ればまた先が開けるという場合は進んでJRを使います。特に奈良県におけるJRは、主だった駅が限られていることもあり、こういう時に乗っておけばそれなりに達成感が得られる(または後々の乗り降り旅で苦労しなくて済む)というのも理由としては大なのでした。(ちなみにこの日までに奈良県内のJRで乗降済みだったのは、桜井、高田、奈良、吉野口のみでした。)
事前に調べておいた一つがこの王寺〜香芝*1、そして近鉄下田から再び近鉄、というものです。(今回、王寺と香芝が履歴に加わったことで、物足りない感じは減った気がします。残るは畝傍、郡山、五条、御所、天理、法隆寺といったところでしょうか。)

香芝は、町から市に昇格*2したことが妙に印象に残っていたことから興味津々でした。降り立ってみて、実にのどかな上、駅舎もローカル感たっぷり、しかも駅前の道路も町並みも至って古風。「嗚呼、香芝市」・・・そんな感じでした。
鹿島神社をかすめ、近鉄が視野に入ったところで都合よく地下道を見つけ、それを抜けて右に進むと近鉄下田駅の入口(改札は地下)。ホームに上がってしばらくすると大阪上本町行きの普通が来ました。香芝に着いたのが09:53で近鉄下田発が10:04、つまり10分ちょっとで丁度乗り換えられるのが両駅の距離という訳です。(地下道がなければ間に合わなかった可能性はあります。)
