JR藤森駅の出入口は、標高60mほどの小高い地にあり、坂道を下る要領で西に進むと京阪本線にアクセスできます。木幡駅のように、JR・京阪の両駅が直線状に結ばれる位置関係であれば楽だったところ、そうは行かなかったのがこの時の乗り換え。京阪の線路までは約600mながら、アクセス駅の墨染駅*1は南にずれていて、距離で言えば約780mとそれなりでした。しかも、次にめざす方向の改札は踏切を渡った先。構内に跨線橋などがないため、踏切が開かないと乗りそびれる可能性があったのです。
道中、藤森神社などを見かけるも、先を急ぐことにし、何とか14時半前に踏切までは来ました。淀屋橋方面に行くのであれば、踏切を渡る必要はなく、そこに構える改札から入れば済む話。北に向かう上では、踏切がネックとなり、ここで見事に引っかかってしまったのでした。14:29発の準急(淀屋橋行き)が行ったかと思ったら、次は出町柳行き特急が通過。それでも開かず、今度は淀屋橋行き特急と続き、遂に乗るべき列車(14:33発の出町柳行き準急)が来てしまいました。どうなることかと思いましたが、思い切り走って何とかセーフ。当然のことながら、駅舎も何も撮れたものではありません。こういうあわただしい事態になるのであれば、踏切で数分間過ごした分を、藤森神社でのお参りに充ててもよかった?と思うのでした。
↑ 「プレミアムカー」運行開始1周年のヘッドマーク(→PDF)を撮れたのはよかった?
↓ 墨染14:33発の出町柳行き準急。ホームからは撮影できず。
↑ 駅名標は、復路(淀屋橋行き準急)の停車中に何とか撮影
何はともあれ、京阪本線の次の未乗降駅へ。「宇治・伏見1dayチケット」の有効区間中、伏見エリアの北限は伏見稲荷までなので、その範囲に限られます。北限の一つ手前、深草に向かいました。
深草到着は、14:37。京阪本線の旅はここで折り返し、14:46発の準急で戻ります。深草での滞在時間は10分に満たず。龍谷大学側の出入口周辺を少々といった具合でした。
乗降駅の通算番号は、あまり意識することはないのですが、駅ナンバリングを見ていて、今回はふと思うところがありました。墨染[KH31]、深草[KH33]…通算番号下2桁が、墨染では一致。通算3333番目=KH33にできれば御の字でしたが、ひと駅足りず、深草の次に譲ることに。京阪本線の未乗降駅の中であてはめるなら、3つながりで「西三荘」という手もありましたが、1dayチケットのフリー区間に含まれていなかったのでパス。フリー区間内の別の駅と相成りました。