8000系臨時列車で、おもちゃのまちから壬生へ。多少遅れての発車だったので、壬生でもそのままでしたが、もともとバッファがとってあったようで、臨時列車の時刻表通り、14:35に発って行きました。
ここまでの行って戻ってのパターンであれば、おもちゃのまち→野州大塚→壬生→栃木方面でもよかったのですが、栃木に着く時間は同じだったので、順序通り南下。壬生は14:33頃着−46発(実際は数分プラス)で、野州大塚は14:49着−15:20発(時刻表上)でした。
東武宇都宮線内の駅で、1日平均乗降人数4位の壬生。利用者が多い駅にしては、駅舎がコンパクトだったので驚きでした。その駅舎があるのは西口。駅舎とホームとは、構内踏切でも跨線橋でもなく、地下道での連絡・・・この方式は、おもちゃのまち(2位)、西川田(3位)と同じです。利用者の多さと何かしら関連がありそうですが、たまたまかも知れません。
野州大塚の方は、10駅中10位(→参考)。駅舎はやはりコンパクトですが、立派な跨線橋が設けられ、駅全体の感じからすれば、小駅という観はありません。下野国庁跡、大神神社、下野風土記の丘などの史跡案内が駅前に掲示されていることからも、歴史ある地域に位置する駅であるのは確か。要所であったことを伝えるという意味では、相応しい造りの駅と言えそうです。
30分あったので、駅周辺をそれなりに散策。歴史的な雰囲気のようなものは、何となく感じることができました。
「東武宇都宮線フリー乗車DAY」での最後の列車は、またまた数分遅れ。終点の栃木到着は15:30のところ、プラス3分でした。かくして、東武宇都宮線内の行ったり来たりで過ごした時間は4時間半余り。時間はある程度かかったものの、通常の日ではおそらくこうは行きません。臨時列車があったからこそ為し得た乗り降り旅。ありがたい企画でした。