乗り降り記録ブログ[駅ログ]

全国の鉄道駅の乗り降り記録を綴ります

#3409 呼続(2019.3.20)

名鉄築港線9分間の旅を終えた後は、これといった予定は立てていなかったので、宿泊地の岐阜に戻る途中で降り乗りがいくつかできればといった感じでした。

大江~神宮前の間にある道徳、豊田本町、または、本線の山王まで行って、JRの尾頭橋に出てから枇杷島、さらには、須ヶ口名鉄一宮の間のめぼしい駅...いろいろ考えましたが、遅くなるとラッシュ時間帯に入ってしまうので、本線でそう遠くない駅にひとまず向かうことにしました。

駅のごく近くに、増水時に堤防の代わりとして使われる「陸閘門ゲート」が設置されていて、それが近々撤去される見込みとの記事(→参照を見て、その現場へ・・・向かったのは呼続駅です。

停車するのが普通列車のみのため、多少時間がかかり、着いたのは17:21。折り返しの神宮前方面は17:34発なので、閘門の見学時間は10分ほどです。

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東岡崎行き普通列車呼続17:21発)

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呼続駅ホーム北側。閘門が出てくる位置は、踏切と鉄橋の間です。

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呼続駅外観

ホーム北側に隣接する踏切と、山崎川の護岸の間にその閘門はありました。堤防よりも高い位置に名鉄の線路が通っていれば、こうした設備は要らないところ、堤防の隙間を線路が貫くような構造になっているため、閘門が設けられたとのこと。なかなかお目にかかれないものなので、じっくり見物、撮影し、駅に戻りました。

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山崎川鉄橋。橋桁は四つあり、北から順に番号が振られています。

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格納された状態の陸閘門ゲート。川が大幅に増水した時にはスライドし、線路を遮断する形になります。

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正面から見たゲート。ゲートのレールが線路と交差し、ダイヤモンドクロスを見ているようです。

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石川島播磨製のゲートは、長さ10.0m、重さ3.3トン。実に重厚です。

呼続から先は、神宮前17:38着-47発で名鉄岐阜行きの特急に乗車。暗くなってきたこともあり、そのまま終点まで行くことにしました。

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