塩山行きに乗ったのはいいとして、終点まで行ったところで接続良好という訳ではありませんでした。待ち時間が長いのであれば、塩山以西の未乗降駅での降り乗りを足せばいいと考え、行って戻ってのパターンで臨むことにしました。
塩山で乗り換えた場合は16:40着-17:20発で40分あります。ただし、乗り換える立川行きの列車は甲府始発のため、甲府~塩山の間であれば乗り換えが可能。当初考えていたのは酒折で、16:22着-57発でした。
酒折での35分というのもまだ長めだったので、もう一手として春日居町での降り乗りを敢行。酒折の先まで行って小淵沢行きで戻る・・・春日居町では16:39着-42発と短めでしたが、上りホームから下りホームへの移動は踏切を通れば済む話だったので楽々でした。
行って戻ってを加えたことで、酒折では16:38着-57発と程よい乗換時間に。ただ、デジカメの電池が怪しくなってきて、そのやりくりで時間をとられることになります。思えば松本で買った遅い昼食用の軽食では腹持ちせず、酒折で何か買い込もうと画策していたのですが、電池が先にダウンするとは... 想定外でした。予備の電池はもともとパワー不足だったため、お買い得な乾電池を売っている店があればそこで調達しようとするもあいにく見当たらず、当然のことながら飲食関係も断念。立川行きの列車が入ってくるシーンは撮影できませんでした。
この後はデジカメも本人もパワー不足の状態。とりあえず本数が増える駅で降りることにし、18:40、高尾で下車しました。空腹はここで解消。電池の方は時間が経てば多少は回復するので、最低限の撮影にとどめつつ粘りました。
高尾19:21発は中央特快。車内ディスプレイを何気なく見ていたら、「中央本線 運転見合わせ」と出ていて驚くことに。19:07頃、大雨で小淵沢~甲府が上下線で見合わせ*1になったというから衝撃です。雨に追われるように東に移動していたことがわかってヒヤリとする一方、何はともあれ不通区間からは脱していたのでホッとした次第。18きっぷの旅は何かしらあるもの。何とかなるのもまた18きっぷの旅だと思います。
*1:運転再開は21:38頃だったそうで。ダイヤが乱れたであろうことも考えると高尾まで行っておいてよかったと思います。