乗り降り記録ブログ[駅ログ]

全国の鉄道駅の乗り降り記録を綴ります

#3592 くりこま高原(2021.9.9)

9月第1週に続き、第2週も旅に出ました。9/8~11、主な旅先は宮城県北部です。

緊急事態宣言の対象に宮城県が加わったことで、当初の予定からの変更もありましたが、とりあえず9/8は古川で1泊し、9/9はもともと予約していたレンタカーでドライブすることにしました。

せっかくのドライブなので、なかなか行けない駅に行こうと思い、めざしたのが東北新幹線くりこま高原駅。かつて出張で一ノ関などに行く度に通過したり停車したりでおなじみの駅でしたが、下車したことも改札を通ったこともないまま時が経ってしまいました。新幹線で当駅に来ることがまず見込めないのであれば、自力でアクセスするしかありません。幸い駅の東側にはイオン(栗原志波姫店)があり、広大な駐車場があります。順序は前後しますが、駅に立ち寄ってからスーパーで買い物というのが可能なのは正に打ってつけ。12時に「やまびこ」号が停まるのはわかっていたので、それに間に合うように走り、11:40には駐車場に着きました。

f:id:ekilog:20211007002719j:plain
くりこま高原駅外観(西側)
f:id:ekilog:20211007002848j:plain
くりこま高原駅改札口付近。時刻表を見ると概ね1時間に1本であることがわかります。自動改札機は3台でした。

入場券を買い、11:55には改札へ。きっぷを買った上での入場につき、これで一応くりこま高原駅もカウント対象に加えることができました。

f:id:ekilog:20211007003316j:plain
12:00、「やまびこ54号」が到着。

先に来るのは12:00発の「やまびこ54号」(東京行き)。11番線でその到着から発車を見物、撮影していると示し合わせたように12:02発の「やまびこ55号」(盛岡行き)が姿を見せました。12番線に回る余裕はなく、55号の方はそのまま11番線で見送ることに。東北デスティネーションキャンペーンのロゴなどを撮る上ではよかったと思います。

f:id:ekilog:20211007003537j:plain
「やまびこ54号」(左)が発車し、「やまびこ55号」(右)が到着。
f:id:ekilog:20211007003847j:plain
東北DCのロゴ、東北6県のキャラクターがこのように掲出されているのもキャンペーン期間ならでは。

その後12番線に移動し、駅名標などを撮っていると列車通過のアナウンスが。どんなものかと待ち構えていると轟音とともにあっという間にE6系+E7系*1が走り去って行きました。300km/hを大きく超える新幹線通過シーンを目の当たりにしたのは今回が初。訪ねた甲斐はありました。

f:id:ekilog:20211007004301j:plain
くりこま高原駅駅名標。中文表記は「栗駒高原」。駅西側にはイオンスーパーセンターがあります。

駅を出た後は、当地のランドマーク的な建物「エポカ21」や、駅構内にある栗原市観光案内所などを見物。イオンを後にしたのは何だかんだで12:40過ぎでした。

f:id:ekilog:20211007004510j:plain
くりこま高原駅外観(東側)。出入口のデザイン(三角屋根様、大きなガラス面)は、東西共通です。
f:id:ekilog:20211007004723j:plain
くりこま高原駅と「エポカ21」。こうして見るとなかなか都会的な観も。

くりこま高原駅まで来れば伊豆沼が近いので、南へ数km。沼が一望できそうな場所に立ち寄った後、そこから再び北に進めば、鉄道施設「くりでん鉄道公園」に出られます。足を延ばすことにしました。

くりはら田園鉄道の旧若柳駅に着いたのは、イオンを出てから1時間後。宣言の影響であいにく「くりでんミュージアム」は休館中でしたが、駅構内に留置してある車両は外から見ることができるので、駅舎側、芝生広場側などから眺め、堪能しました。

f:id:ekilog:20211007005045j:plain
旧若柳駅構内。左の電車は栗原電鉄の「M153」。
f:id:ekilog:20211007005217j:plain
「M153」(左)+「KD953」(右)。馬のエンブレムが目を惹きます。
f:id:ekilog:20211007005634j:plain
機関車「DB101」(左)と気動車「KD951」(右)。こちらは白鳥のエンブレムがポイント。
f:id:ekilog:20211007005953j:plain
「DB101」の後方は、貨車×2、保線作業車、電気機関車「ED203」、緩急車・・・なかなかのラインナップ。

くりでんの線路、車両も、新幹線の車窓からよく見ていたものです。当時、どこかで都合をつけて、くりこま高原駅で下車し、若柳駅なり、最寄りの大岡駅などに行っておけば...とふと思ってしまうのでした。

とりあえず今回は下見。「くりでんミュージアム」は改めて訪ねようと思います。

alphapolis ranking banner 《鉄道系短編小説「二人のPartiton」用》 alphapolis ranking banner 《鉄道系短編小説「海線丘線」用》 鉄道コム

*1:通過時刻は12:07頃。「こまち17号」+「はやぶさ17号」でした。くりこま高原通過後25分ほどで盛岡に着いてしまうのですから驚くべき速さです。