乗り降り記録ブログ[駅ログ]

全国の鉄道駅の乗り降り記録を綴ります

#3593 柳津(2021.9.10)

ドライブメインの9/9から一転して、9/10は鉄道三昧。この日は今夏の青春18きっぷ利用最終日につき、何が何でも使うと決めていて、一応予定通りの行程をこなすことができました。

メインテーマは、難度高めの未乗区間のクリア。大船渡線猊鼻渓気仙沼が残っていたので、その区間を軸に組み立てたところ、古川~小牛田~一ノ関~気仙沼となり、気仙沼からはBRT(バス高速輸送システム)で南下・・・といったルートになりました。

大船渡線では途中駅での降り乗りの機会がなかった*1ため、乗降記録に当日新たに加わることになったのはBRTから列車への乗換駅、柳津が最初。到着は時刻表通りの16:02で、乗り継ぐ気仙沼線の列車は16:26発でした。

気仙沼線は1990年8月以来の乗車。その時は、八戸線の鮫からひたすら太平洋に沿って列車に揺られる旅でした。長旅でしたが、海が見える度に歓喜したものです。見える景色の多くは当時とは様変わりしたのだろうと思いつつも、専用道を走っている間はBRTであっても列車から見るのと同じ。気仙沼線の鉄道事業区間は、柳津~前谷地に短縮してしまった訳ですが、線路跡が忠実に専用道に転換される限りは、気仙沼線の車窓は維持されると考えていい・・・そう感じたバス旅でした。

柳津から先もBRTが直通するダイヤもある中、列車への乗り換えが必要なパターンだったのはいい巡り合わせだったと思います。20分余りあればいろいろ可能。駅舎の外、中をはじめ、跨線橋、ホーム、駅名標など、見るのも撮るのも思いのままという感じで有意義な時間を過ごせました。

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柳津駅外観。気仙沼線BRTの通常の乗り場は、左奥にあります。バス自動運転の技術実証実験というのが行われている都合上、乗降場所が変更になり、到着時は駅舎の前でした。
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BRT車両の並び。よくできた車両で、移動中は快適でした。
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BRT柳津駅をズームで撮影。バス前面の行先表示部には「自動運転実験中」と出ています。
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柳津駅時刻表(列車用)。柳津発の列車は9本で、前谷地止まりが5本、小牛田行き(石巻線直通)が4本。
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柳津駅1番線。気仙沼線の線路は当駅まで。線路の先にBRT柳津駅(乗降場所)があります。
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柳津駅ホーム。BRT乗降場所とは連絡通路で直結。
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前谷地行き普通列車(柳津16:26発)
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柳津駅駅名標。隣駅の「陸前横山」の表記は今はなく...

以下は、気仙沼線BRTの車窓など。好天=BRT日和だったと思います。

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気仙沼線BRT車両(気仙沼14:15発→柳津16:02着)
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専用道ではなく国道45号走行中の大谷海水浴場の眺め。大谷海岸停留所はもうすぐ。
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小金沢停留所を出た後、再び専用道区間へ(バス後方から撮影)。次は本吉停留所。
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志津川停留所を出て専用道区間に入った後の志津川湾の眺め。気仙沼線BRTで海が望めるのはこの付近がラスト。

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*1:陸中松川で4分間(13:12着-16発)の停車時間がありましたが、貨物列車の遅延で一ノ関の発車が遅れたため、陸中松川到着もビハインド。降り乗りどころではありませんでした。