新綱島から東急新横浜線終点の新横浜へ。当駅で一旦下車し、改めて入場した後、今度は相鉄新横浜線で羽沢横浜国大方面に行けば、両社の新横浜線を乗り継ぐとともに、駅の方もそれぞれのカウントを加える形になります。
今回は、改札を出たところで東急の新横浜、入り直したところで相鉄の新横浜が乗降履歴に追加。一つの駅で二つの会社分という点では羽沢横浜国大(→駅ログ)と同じですが、東急と相鉄の新横浜開業はインパクト的にはやはり大きいものがあります。既存の新横浜が、横浜線、東海道新幹線、横浜市営地下鉄の三駅あり、そこに新たに二社分が増えたことで、さらなる拠点になった訳ですからそれは当然と言えば当然。JR、京急、東急、相鉄、市営地下鉄、横浜高速鉄道の6社局分ある横浜駅に引けを取らない駅になったと言えば、そのインパクトをイメージしやすいかも知れません。
新横浜着は14:24頃。14:30には後続の湘南台行きが来たり、2・3番線*1に東京メトロ南北線に直通する赤羽岩淵行きが待機していたりというのを見物、撮影するなどしていたら20分近くが経ってしまいました。
ホームは地下4階相当に位置し、エスカレーターなどで地下3階、同2階と上がってはまた降りてみたりとやっているとまたまた何分かが経過。地下1階=改札階に来たのはホーム到着から30分後のことでした。
この時に通ったのは「北改札」。新横浜線は東の綱島、西の羽沢を東西に結ぶ印象が強かったのですが、正確には新横浜を中間に見た際、北東と南西を斜めに走る路線・・・となれば東側は北で、西側を南とするのは妥当と言えます。JRの新横浜駅への乗り換えを「南改札」メインとしているのは、その方角を示すだけでなく、新幹線や横浜線の駅が南に位置することも考えた上での設定と思われます。
少々当惑しましたが、ともかくその改札を出場。改札周辺は北も南も大賑わいで、(予想していたとは言え)移動しにくいものがありました。記念グッズの類はとうに完売。そうなると紙券のきっぷが人気を集めるのももっともな話で、特に南改札側の券売機にはそれなりの列ができていて驚かされました。
地下1階からはいわゆる「ペデストリアンデッキ」のある2階へエスカレーターで直行。なお小雨が降る中でしたが、晴れて地上に出ました。改札通過から20分後。ホームや構内で50分を過ごしたことになり、これまた異例の長さとなりました。
この後は、JRの新横浜駅入口、駅ビル「キュービックプラザ」などを廻り、遅い昼食をとってから、新横浜駅北口東広場へ。「Shin-yokohama Line Market」なるイベントが行われていましたが、すでに終了間際につき、収穫は特にありませんでした。広場に近い出入口(3番)から地階に向かい、地下鉄の改札口などを経て、先の北改札に着いたのは16:15頃。次は相鉄新横浜線に乗って南西に向かうのですが、ホームの発車標を見ると、16:26発(海老名行き)、16:27発(湘南台行き)、16:46発(湘南台行き)とあって、何とも不思議な状態でした。
相鉄線方面の運転間隔が空いていたためか、ホームは結構な人出。海老名行きはそれらの人をある程度乗せての出発(16:30頃)となりました。すぐに来るのがわかっていてわざわざ混雑した列車に乗る必要はありません。遅れる可能性が濃厚な中、その湘南台行きは正に1分差の16:31発だったので、驚くやらありがたいやら。車内は至って悠々で、快適でした。
程なく15分遅れの旨のアナウンスがあり、時刻表に従えば16:16発だったことがこれで判明。湘南台、海老名、湘南台の順になっていなかった理由もわかりました。と思っていたら、次のアナウンスで「この列車は本日に限りまして二俣川行きとして運転いたします」・・・正に二転三転です。
かくして、途中で行先が変わる、いわゆるレア運用の当該列車に期せずして乗ることに。次の羽沢横浜国大に着くと、あわただしく乗り込んで車内の案内表示を撮るファンがいたことからも、レア度が高めなのを実感しました。もともと羽沢横浜国大で降りるつもりだったので、こちらはホームに降り立ってからいろいろ撮る形に。車内ディスプレイの方は撮り損なったというのが正直なところです。
という訳で、東急・相鉄直通線の乗り初めはこれにて終了。帰りは相鉄・JR直通線でと決めていたので、対面ホームに向かい、新宿行き(16:46発)を待ちます。
たまたまではありますが、新宿行きが先発だったのは救いというもので、仮にその次の池袋行きが先だったら、それをJR直通線と勘違いしてうっかり乗ってしまったかも知れません。新たな直通区間ができたことで、羽沢横浜国大も行先が複雑化したことをこの発車標は示しています。新宿、池袋と並んだ時、そのルートがJRなのか東急なのかを見分けるには、「次は・・・」の駅を読み取るしかなさそう。武蔵小杉も両ルートからアクセスできるため、「次はJR武蔵小杉」と出るようになったのもポイントでしょう。
いろいろな意味で波及効果絶大と言える相鉄・東急直通線。次は、南北線や三田線から新横浜をめざすプランを試してみようと思います。