乗り降り記録ブログ[駅ログ]

全国の鉄道駅の乗り降り記録を綴ります

#3979+3980 橋本&福大前(2024.6.12)

6/12は夜のLCCで福岡空港を発つことだけ決まっていて、日中は何時に何処といった予定は特になし。ホテルはもともとチェックアウト遅めのところ、特典でさらに延長が利いて12時に出ればいいことになっていたので、その時間を活かして博多駅からそう遠くない住吉神社筑前國一之宮)にお参りに行くなどしました。

という訳で残るは午後から夕方にかけて。その気になれば多少の遠出は可能でしたが、福岡市内で十分と考え、地下鉄周遊プランにしました。1日乗車券(640円)を使えば、340円区間2回分で元は取れます。博多駅で同券を購入し、まずめざしたのは七隈線天神南~博多が延伸開業したら是非と思っていた路線ですが、2020年度→2022年度→2023年春と開業予定の方も延伸したことでなかなか乗りに行けず、ようやくこの日に実現となりました。

七隈線ホームは、JR博多駅基準だと博多口側。新幹線改札に近い筑紫口からだと反対側になるので、新幹線から乗り換えようとすると水平移動でまず時間がかかり、改札が地下4階、ホームが地下5階(→参考ということで垂直移動でも労を要することに。これといった予定がなかったので、あわてることはありませんでしたが、タイトな行程で七隈線の乗車を組み入れていたら厳しいものがあったでしょう。博多直結と言ってもその実際面は一定のハードルがある形。空港線ホームは地下3階なので、JRに比べればアクセスは良さそうです。

初めての七隈線は博多12:20発の橋本行き。席を確保できたので終点まで一気に乗車しました。全長13.6km、所要時間は約30分。駅数が多いので、駅名を覚えるのが道中の一つの楽しみになります。復唱しているうちに気付けば橋本という感じでした。

橋本には(時刻表上は)12:49に到着。ホームは地下2階、改札とコンコースは地下1階(→参考で、地上に出るのは比較的容易でした。地下1階と地上部はエレベーターでも行き来できますが、秀逸なのは1階のほか、2階まで行けるようになっていて、2階は歩行者連絡橋とつながっていること。連絡橋を進めば、雨でも濡れることなく複合商業施設「木の葉モール橋本」にアクセスできるので、利便性は大・・・駅と商業施設とのアクセスルートのお手本のような印象を受けました。導かれるままに木の葉モールに向かい、そこで1時間ほど滞在。次は来た道を戻るばかりなので、これまた気楽なものです。13:57発の博多行きに乗り、気が向いた駅で降りることにしました。

乗ってきた列車は1番線に到着。程なく2番線から博多行きが発車(12:50発)。
1番線に停車中の博多行き(12:57発)。リニアモーター式の地下鉄車両につき、側面に「LINEAR METRO」と入っているのがポイント。
橋本駅駅名標。駅のシンボルマークは「飯盛山とモミジ」。飯盛山は駅の南西部にあります。
橋本駅地下1階コンコース(改札内)。実に広々。
券売機は2台限り。「普通料金表」は西鉄貝塚線、JR筑肥線も含むため大きめ。橋本~博多は340円、貝塚姪浜は380円で行けます。
橋本駅は「日本最西端の地下鉄駅」。言われてみれば...という類のもので、あまり知られていないのではないかと思います。
歩行者連絡橋から見た駅舎。奥に見える小高いのが飯盛山


橋本に向かう途中駅で、降りる客がとにかく多かったのが福大前。学生を中心に大勢が降りたことから、七隈線の主要駅の一つと見ていいでしょう。福岡大学を一目見ておこうというのもあって、福大前で下車。14:05着でした。降りてみると、城南学園通りを挟んで東(1番出口)が福岡大学、西(2番出口)が福岡大学病院と二手に分かれる格好で、どちらも往来が多い感じ。1番出口から外へ出ると、キャンパスの建物はいろいろと目に入るも、大学構内への入口はすぐに把握できず... 敷地が広大なことはよくわかったので、それでよしとして引き返しました。

博多行き列車(福大前14:06発)
福大前駅のシンボルマーク「トンビと学生帽」とその由来など。大学の応援歌のタイトルは「七隈トンビ」なのだとか。
福大前駅1番出口

14:14発に間に合ったので、それで再び博多方面へ。どこで降りるかはこの時点では未定でした。


以下は、七隈線博多駅で撮った中からの三枚。

博多駅地下1階、地下鉄七隈線の入口部
地下1階壁面には「2016年 博多駅前道路陥没事故」のパネルが掲示。改札口は地下4階、のりばは地下5階。
博多駅停車中の3000系車内ディスプレイ。七隈線は全18駅。駅ナンバリングは橋本(N01)スタート。

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