乗り降り記録ブログ[駅ログ]

全国の鉄道駅の乗り降り記録を綴ります

#3983 櫛田神社前(2024.6.12)

薬院を出たのはほぼ定刻でしたが、もともとの混雑に加え、天神南での乗降に時間がかかったことから櫛田神社前には数分遅れで到着。発車時刻も15:17のところ15:20頃でした。博多まで延びたことで七隈線の需要がより確かなものになったようで、遅延も区間によっては日常的と推測。とりあえず延伸区間の中間駅である櫛田神社前で降り、新しく駅ができたエリアの様子を見てみることにしました。

櫛田神社前で下車。車内はなお混み合っていて、発車も遅れ気味。
櫛田神社前駅駅名標。シンボルマークは「銀杏の葉と舁き縄」。銀杏は「ぎなん」、舁きは「かき」と読むそうで...

駅は真横に東西という訳ではなく、西が北寄り、東が南寄りという立地。当の櫛田神社キャナルシティ(北側)へは西改札口、博多区役所は東改札口といった具合に、西と東で行先が大きく変わるため、神社に行こうとして東に出てしまうと遠回りに・・・神社一本の駅名にまとまったのはいいとして、いわゆる複合タイプがいいとなったのであれば「櫛田神社博多区役所前」の線もあったでしょう。何はともあれこの時は櫛田神社の参拝を優先。駅の東側や七隈線の他の駅については余力があればという段取りにしました。

ホームは地下4階で、改札コンコースは地下1階(→参考)。コンコースは駅の東西をつないでいるため長さはそれなり。改札の内と外を分ける仕切りには切り絵風の装飾が施され、ギャラリーの趣。
改札外コンコースには、博多にまつわる様々な工芸品や置物がズラリ。博多織、博多人形をはじめ、博多独楽、博多曲物、博多張子なども。ミニ博物館といった感じです。
駅のシンボルマーク解説。瓦などを組み込んだ塀(ボード)もポイント。
西改札口。櫛田神社はこちらが最寄り。
駅の西側には櫛田神社方面とキャナルシティとを結ぶ歩道橋があり、そこからは「はかた駅前通り」がよく見えます。手前の階段は通りに出る西側出口の一つ、3番出口。

地下鉄1日乗車券を使いこなすのであれば、天神南に戻るなり、そこから天神に出て空港線箱崎線の未乗降駅に足を運ぶなりというのが考えられましたが、神社から櫛田表参道を経て、空港線祇園まで来た上で天神へなどとやっていたらそれなりに時間が経過。天神で下車した後は、アクロス福岡水鏡天満宮、福岡市赤煉瓦文化館の順で廻って市内観光はお開きということにしました。博多に戻り、ホテルで預かってもらった荷物を引き取り、博多~福岡空港の乗車を以って1日乗車券もお役御免に。乗降回数は少なめでしたが、活用度としてはまずまずだったと思います。


この日の1本目で博多~橋本を通しで乗った時点で福岡市営地下鉄はめでたく全線完乗。あとは札幌市営地下鉄東西線の琴似~宮の沢をクリアすれば、全国の公営地下鉄も達成となります。

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