長与経由で浦上に着いた時点で長崎県内のJR在来線は晴れて完乗。同県の残り(未乗区間)は、島原鉄道の吾妻~島原港、西九州新幹線となりました。
とりあえず長崎まで来たので、あとはどのタイミングで西九州新幹線に乗るかを決めるばかり。JR九州の1日乗車券(鉄道株主優待券)は、所定の料金を足せば特急も新幹線も乗れるため、リーズナブルに行くのであれば、「かもめ」+リレー特急列車の自由席でとなります。もっとも長崎~博多に限れば、ネット限定きっぷ「私たちも、かもめ。早特7」(乗車券+普通車指定席で3,200円)があるので、1日乗車券+自由席特急料金よりも、場合によっては安価に。この日は、ハウステンボス~佐世保~大村~長崎の流れですでにそれなりに動いている上、1日乗車券がもともと格安だったことから、自由席特急券を買い足すプランにしました。
博多までは「かもめ」(長崎~武雄温泉)の1,760円と「リレーかもめ」(武雄温泉~博多)の1,200円のそれぞれ1割引を合算する形で、2,660円ということに。1日乗車券がある手前、新幹線→特急の乗り換えの際に、武雄温泉で一旦下車して、次の特急の自由席でという手もある訳ですが、1割引の適用条件として「武雄温泉で改札を出ないで乗り継ぐときの特急料金」とあるので、順当にリレーパターンで博多方面をめざす形にしました。タイミングを考える上での条件としては、宿泊先(博多駅近くのホテル)には早めにチェックイン、チェックイン予定時刻に概ね沿う線であれば博多まで直行せず、二日市で特急を降りても可、というのがあり、二日市に停車する特急と接続する「かもめ」48号がいいだろうと相成りました。長崎~二日市の「新幹線自由席特急券(幹特在特)」は2,480円で、長崎~博多よりも180円のマイナス。博多到着は直行時が18:49に対し、二日市で普通列車に乗り換えた場合は18:59着ということで、それほど差がなかったのも決め手でした。
という訳で、長崎滞在は15:00着-17:13発の2時間余りに。出島(出島和蘭商館跡など)まで行って帰って来るには時間が足りず、路面電車でどこかに行くにしても中途半端な感じ。今や長崎駅そのものが一大スポットであり、駅東口にはアミュプラザ長崎(本館、新館)もあるので、駅とその周辺でゆったり過ごすことにしました。
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長崎駅は2005年10月以来。前回訪ねた時はまだ地上駅で、改札口、出入口も南側のみでした。駅舎の西側へのシフト、東口(かもめ口)・西口(いなさ口)の開設、ホームの全面高架化、新幹線乗り入れといった点はいずれも変化としては大きなものがあり、その変貌ぶりにただただ感服。いわゆる新幹線効果を大いに実感させられる駅ではないかと思います。
以下は、武雄温泉駅ホームでの2枚。
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