乗り降り記録ブログ[駅ログ]

全国の鉄道駅の乗り降り記録を綴ります

#3838 新綱島(2023.3.18)

3/18、相鉄新横浜線が羽沢横浜国大~新横浜で延伸開業し、新横浜~日吉の東急新横浜線が新たに開業したことにより、両社線がめでたくつながりました。「相鉄・東急直通線」の誕生です。

そう遠くない地で新線、新駅ができたとなれば、可能な限りその初日に行きたいもの。あいにくの雨天だったので様子見してましたが、とりあえず渋谷から東横線経由でその方面に向かうことにしました。

発売終了後もチケットショップでは回数券を扱っていたので、290円区間(回数券では260円で通用)の土休日回数券を買い、改札へ。綱島も新綱島も渋谷からは同じ290円でしたが、新綱島は新線区間の駅につき差額が必要とのことをカウンターで聞いたため、綱島で下車→徒歩移動→新綱島から新横浜線に乗車という行程にしました。

新線開業初日+雨となれば混雑もするし、遅れるのは必至。東横線の列車は遅延が広がりつつあって、発車標の時刻も出たり消えたりといった状況でした。そんな中、綱島には13時半過ぎに到着。新綱島駅関連の案内などをチェックしつつ、その新駅に向かいました。北口ルート、南口ルートがありましたが、より近そうな北口ルートを選択。新駅周辺は更地化が進み、現地の案内図では「再開発工事中」のエリアで囲われた格好で、北口も南口も仮設の通路でアクセスする感じでした。駅はできても駅周りはまだまだこれから。交通広場などを含め、どう整備されていくのか要注目だと思います。

綱島駅北口
駅前は仮囲い&仮設通路。再開発工事が当面続きます。
綱島駅→新綱島駅ルート案内」。付近の道路事情は決して万全ではないため、遠回りの観も。今は好アクセスとは言えないのが実情でしょう。
東急線きっぷ運賃表(抜粋)。隣駅は日吉が140円なのに対し、新横浜は250円。溝の口、横浜、蒲田・池上も同じく250円。新綱島綱島は180円。

駅の出入口や改札階であれこれやっていたこともあって、改札を通ったのは14時過ぎでした。新横浜に行くにあたり、次に乗る列車は14:12発の湘南台行き(急行、相鉄線内各停)。時間があったので、地下ホームから「綱島トンネル」(1361.51m)をズームで撮ったり、三田線車両(6500形)が通過するのを見送ったり... 程よく過ごしていた訳ですが、東横線の影響は新横浜線にも当然反映するため、この時は8分遅れの14:20発でした。

番線別の主な行先・方面。2番線(左)のバラエティは目を見張るものがあります。対して1番線(右)は実にシンプル。各線で1駅ずつにしているため、相鉄線二俣川方面となっているものの実際に設定されている行先は湘南台、海老名、大和、西谷・・・二俣川行きは通常はありません。
綱島駅駅名標。東急新横浜線の駅は、新横浜(SH01)、新綱島(SH02)、日吉(SH03)の三つのみ。
1番線側から撮った綱島トンネル。日吉からカーブと下り勾配を経て当駅へという構造。ホームの日吉方では「角型鋼管推進工による非開削工法」が採られているのも当トンネルの特徴なのだとか。
綱島駅発車標(1番線)。14:14時点では発車時分の表示が出ていました。最下段は東急線情報。新横浜線で行き来している間、「東横線は、混雑の影響により、遅れが発生・・・」のテロップが消えることはありませんでした。
14:20、ようやく14:12発が入線。8分遅れともなると、発車時分の表示はブランクに。

湘南台行きは、相鉄の20000系20105編成。隣の新駅まで約3.6km、4分ほどの乗車です。

相鉄20000系@新綱島駅。相鉄の列車で東急新横浜線の終点へ。


↓ こちらは渋谷駅の「東急線きっぷ運賃表」。3/18に「鉄軌道旅客運賃」が改定され、きっぷ130円は140円、260円は290円など軒並み値上げに。東横線綱島菊名が260円だったところが290円になりました。新横浜線は新綱島が据え置き感がある一方で、新横浜は360円とお高め。田園都市線の350円区間と比較すると加算のほどがわかります。

東急線きっぷ運賃表@渋谷駅

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