釜石に着いたところで釜石線は完乗。着いたのは16:41でした。
この日の移動中は基本的に雨で、釜石でようやく上がったかどうかといったところ。雨空ということもあり、辺りはすでに暗い感じでした。こうなってくるとこれ以上の外出は無用で、ホテルにチェックインしてあとはゆっくりでもいい訳ですが、「JR東日本パス」があるとそれではもったいないという話に。三陸鉄道でも使える以上は短距離でも行って戻ってをするのがよかろうとなり、南下することにしたのでした。
乗る列車は釜石18:18発の盛行き。折り返すパターンでの降り乗りになりますが、選択肢としては平田(18:22着-19:02発)、唐丹(18:29着-58発)、吉浜(18:36着-49発)の三つがありました。地図で見て、海に近そうだったのが唐丹。釜石駅で尋ねると、夜は駅だけが明るく周りは暗いとのことだったので悩ましかったものの、逆にその暗さを体感するのもいいだろうと考え、唐丹をめざしました。
長いトンネルを抜けると間もなく。確かに駅は明るく、ホーム上ではいろいろ撮れましたが、駅の外に出るとほぼ真っ暗・・・駅舎を撮るのもひと苦労でした。
駅の前は国道45号が通り、その道路の先200mほどで海(唐丹湾)に出られるところ、あまりに暗いため、海も何もありません。夜景モード、強制発光などいろいろ試みたものの写るものは乏しく、お手上げ状態。散策するのも困難な感じでした。
とにかく時間はあったので、あとは暗さを逆手に雲の切れ間からのぞく星を眺めるなどして過ごすことに。釜石行きの列車が来た時はただただ眩しく感じました。
釜石19:07着を以って、パスの旅2日目は終了。3日目は早起きプラン(可能であれば)が控えていたので、早めに休むことにしました。