「さようなら江差線フリーパス」(→参考)は2日間使えるので、4月5日、6日の両日、時間が許す限り、江差線を往復することにしました。乗り換えの要となる木古内駅では、特急→普通の乗り換え時は、接続がいいパターンを選んだので、改札の外に出ることはありませんでしたが、普通→特急の場合は、接続がいい訳ではなかったので、余裕で降り乗りが可能。5日は、17:22着−18:26発で1時間余り、6日は9:20着−47発で30分弱、合計1時間半ほどを過ごしました。
木古内〜江差間廃止を前に、待合室には廃止区間各駅の新旧写真パネル、南北通路には「JR江差線情報コーナー」や北海道新幹線の各種パネルなど、南口の階段途中には北海道新聞の特集記事「江差線10駅 最後の夏」の拡大コピー、そして南口駅舎には「江差線ラストラン5月11日」の垂れ幕と、関連する展示・掲示づくしでした。見聞が深まる分にはいいのですが、見るなり読むなりするほど、残念に思う気持ちもまた強くなるものです。ここでできることはとにかく余念がないよう、廃線前に撮れるものを撮り、入手できるものを入手し、ということでしょう。そういう意味でも、2日にわたって江差線の旅ができたのはよかったと思います。フリーパスのおかげです。
↓ 木古内18:26発、特急「スーパー白鳥21号」
↑ (4/6撮影)南北通路から見た札苅・函館方面(左が新幹線駅、右が在来線駅)