大和八木での滑り込み乗車の次は、橿原神宮前でのドタバタ乗り換えが待っていました。橿原神宮前の駅の構造をわかっていないと、橿原線から吉野線の乗り換えに戸惑うのは必至。乗換時間は、11:55着−58発の3分間でしたが、向かうべきホームがわからなかったため、ギリギリでした。
何とか吉野行き急行に乗り、吉野線の旅がスタート。岡寺、飛鳥、壺阪山と進むにつれ、その地の持つ歴史的な深さからかすっかり優雅な気分になり、先刻まであわただしくしていたのがずいぶん前のことのように感じました。晴れたり曇ったりの天気の中、吉野口に到着。ここでJRに乗り換えるのがプランの一つではありましたが、30分ほどあったので、少し先をめざし、そこを折り返して、再び吉野口でJR和歌山線に乗り換えるプランにしました。
吉野口から2つ行った福神で折り返します。12:24着−36発で、時間的にはまぁまぁです。高原の入口のような立地で、駅舎もロッジ風で美観。「近畿の駅百選」認定駅*1というのもうなづけます。

縁起のいい二文字「福神」をしっかり収めることができ、至って有意義。足を延ばした甲斐がありました。