鹿島臨海鉄道で水戸に着いた後は、常磐線で勝田へ。ここでまた「ときわ路パス」ならではの鉄道に乗り換えました。茨城交通湊線です。
2008年4月からは、ひたちなか海浜鉄道になりましたが、会社が変わっただけで駅は同じなので、当時の記録を以って、乗り降りしたことにしています。乗ったのは勝田〜阿字ヶ浦の往復。他の駅では乗降しなかったので、茨城交通での記録は、その両端2駅ということになります。
勝田を16時前に出て、特にカーブ区間では大きく揺られながら、海方向へ。終点の阿字ヶ浦には、25分ほどで到着。折り返し発車時刻の都合上、駅に近い堀出神社に寄ったくらいで、海水浴場に行く時間はなかった訳ですが、海に近い割には磯の香りも何もなく、代わりに何とも言いようのない独特な匂いが駅周辺で感じられたのを思い出します。

時節柄、暗くなるのも早かったので、長居するには及びません。15分ほどで、乗って来た列車に乗り、再び勝田へ。おそらく17時前後でしょう。金上や日工前を通る頃には、暗くなりかけていました。景色がまだ見えるうちに、湊線を行き来できたのは幸運だったと思います。(時刻表に従って、行程は予め考えていましたが、日没時間については考慮していなかったのです。)
今月は、「湊線開業100周年記念月間」。機会があれば、また乗りに行きたいところですが、2013年秋の「ときわ路パス」はすでに終了。何かいい企画乗車券があればいいのですが...