「もくぞう驛舎号」(→PDF)での山田線往復の旅を終え、なお時間があったので、次なる目的地を設定。18きっぷで動ける範囲ということで、とりあえず東北本線か田沢湖線かになりますが、東北本線は翌日に往復することにしていたため、田沢湖線にしました。
田沢湖線は、秋田新幹線では通ったことがあるものの、普通列車の乗車経験はなし。盛岡〜雫石を往復する形で、時間的にちょうどいいのがあったので、乗車しました。盛岡17:13発−雫石17:29着、同じ編成の折り返しで、雫石17:37発−盛岡17:55着です。片道16kmと至って短い距離ですが、途中には、滝沢市の中心駅である大釜、知名度抜群の小岩井の2駅があり、乗客も程々。ある意味、都市間輸送を担うシャトル列車の趣です。シャトル終点の雫石駅は、言わずもがな秋田新幹線の停車駅なので、駅舎はなかなか立派なもの。駅に付随する施設もいろいろあり、感服しました。あいにく折り返しの8分しか居られなかったため、くまなく見て回ることはできませんでしたが、拠点駅であることはよくわかりました。

↑ 盛岡に向け折り返し(発車前の車内の様子)
時刻表通りであれば、往路は16分、復路は18分の乗車ということになりますが、この2分の差というものに気付いていなかったために、降り乗りをし損ねた駅が一つ。小岩井駅です。雫石乗車・小岩井下車という乗客がまずいないというのがおそらくあって、停車時間についての案内は省略・・・ということなのだと思いますが、もし、「4分間停車します」と一言でもあれば、間違いなく駅の外に出て、いろいろ撮ることができたでしょう。小岩井では、秋田新幹線との交換があり、17:41着−45発だったのです。事前の下調べが不十分だったということに尽きますが、惜しいことをしたと思います。
↓ 小岩井駅のホームには降り立ったものの...(この後、「こまち25号」と行き違い)
そんなこんなで、8月29日の鉄旅は終了。30日に続きます。