浅岸から10分(8km)で次の区界に到着。往路は10:39着−54発で、停車時間は15分あります。駅前に国道106号線が通っているため、大志田、浅岸のような隔絶された感じはないものの、東北で最も標高が高い位置にあるということで、ここは正に高原。ホームや駅前からは、北に兜明神岳が望めるなど、見晴らしも良好で、できることなら長く滞在したい駅でしたが、そうも行きません。続きは、復路の停車時間(14:29着−48発)で、ということにしました。


「もくぞう驛舎号」は、この後1時間20分かけて宮古へ。途中、川内、陸中川井、茂市で停車時間がありましたが、いずれも1分間ということで、降り乗り不能。乗降駅数を増やしたいという向きには、少々不満の残る設定ではありますが、記念ポストカードや、ちょっとしたお土産が配られるほか、スタンプ台紙の配布と、スタンプの巡回サービス*1、観光ガイド、○×クイズなど、車内でのイベントが充実している点は、上々と言えるでしょう。乗車時間の長さを感じさせない往復約6時間*2の旅でした。