「どこでもドアきっぷ」の旅、初日(11/20)に新たに降り乗りした駅は北陸新幹線の糸魚川駅のみでした。新幹線が乗り放題のフリーきっぷがあると、いつもの細々した降りて乗ってではなく、いかに遠くまで乗るかがテーマになるため、勝手が違います。という訳で、次の未乗降駅は一気に飛んで福岡県。初めての博多南線、そして博多南駅です。
博多に来てさえすれば比較的乗りやすい路線ではあるものの、全列車が特急扱い、かつ「特定特急料金」を要することから、青春18きっぷが使えないといった制約があります。片道300円を払えば済む話ではありますが、有効な企画乗車券があるならその時にと考えるのが筋。「どこでもドアきっぷ」は文句なく使えるので、朝に1往復しました。
往路は、博多8:13発→博多南8:22着、復路は、博多南8:30発→博多8:39着。土曜日ということもあってか往路の列車はガラガラで、先頭側3両(1~3号車)に至っては乗客ゼロでした。空いているのをいいことに、車内を歩きながら気になるポイントをチェック。博多南駅の手前までは九州新幹線の本線区間を走りますが、九州新幹線がそもそも未乗のため、列車からの眺めも実は初めて・・・終始落ち着かない感じでした。
本線からの分岐をしっかり確認すると、列車は徐行気味に進行。勾配を下る途中で車両基地(博多総合車両所)が視野に入り、やがて終点の博多南に着きました。駅は基地内(ホームは西端)にあるため、車両基地のイベントに来たような感覚です。新幹線車両の横並びなどを撮った後、駅の外へ。自動改札機*1は「どこでもドアきっぷ」も対応していたので、スムーズでした。
駅舎は至ってコンパクトで、駅前広場に通じる連絡通路からの撮影で収まるスケール。連絡通路の先まで行って戻ってという時間はさすがになかったので、いつもの降り乗りパターンですぐに引き返しました。
博多南→博多の乗客は一転して大勢。車内を2両ほど見た限り、かなりの乗車率で驚きました。博多駅の方も新幹線の乗り降りで混雑していたようで、博多南線の列車もその影響か、信号待ちの時間が数分ありました。博多駅に着いたのは8:42頃。500系に少しでも長く乗れたという意味ではよかったと思います。
*1:ICカードは非対応とのこと。特殊な路線であるが故の扱いと言えます。