かねがね乗ってみたいと思っていた「サロンカーなにわ」。8月3日に、大阪→福井を走るツアーが催行され、晴れて実現しました。
大阪8:22発で、福井には12:16着(末尾参照)。入線から降車までのトータルは4時間20分ほどの長丁場です。番外編でそのレポートを綴ることも考えましたが、今回はパス。ツアーのオプションとして組まれた、えちぜん鉄道の車両基地見学を含め、えち鉄の乗降レポートから紹介しようと思います。
えち鉄とのご縁は、かつて地上駅だった頃の福井駅に入場、見学したというのが最初。2004年6月の話です。この時はホームに入っただけ、つまり列車には乗らなかったので、乗車となるとこの日が初。15年を経てようやくとなりました。
ツアーの流れで福井駅に入り、いよいよ乗車。ただし、団体客の一員として乗っているので、実感は薄めです。片道の運賃はオプショナルツアー代に含まれているので、きっぷもなし。何はともあれ、福井12:39発で、車両基地最寄りの福井口には12:43着・・・この4分間が記念すべき初乗車となりました。
高架化に伴い、リニューアルされた駅舎はなかなかのもの。本来ならじっくりと撮影したいところですが、団体行動中につき、思うように行きません。何とか撮影できたのは、ここに挙げた程度です。
350mほど北に進むと車両基地。構内に入ったのは12:50過ぎでした。見学時間は40分程度でしたが、工場の内部や留置車両の床下のほか、ラッセル車の見学もでき、充実していました。いろいろと載せたいところですが、ツアー参加者限定のイベントにつき、ごく控えめに一枚だけ紹介します。
オプショナルツアーは、福井口に戻ったところで終了。ここから先は、福井までとりあえず戻るというツアー客が大勢で、運賃はその場で集金するというスタイルでした。当方はもともと福井へは行かず、えち鉄の全線を完乗するつもりでいたので、自主的に解散。土日祝日に使える「一日フリーきっぷ」を予め福井駅で買っておいたので、どうにでも動けます。
結局のところ、福井口からは13:58発の福井行きに乗車。再びツアー客の一員のような形になりましたが、福井までは行かないところがポイントです。福井口の次、福井の手前、新福井で下車。降りたのは、当人一人でした。
新福井も高架駅で、新築のような佇まい。改札はなく、上り、下りの各ホームに通じる出入口があるだけの簡素な駅です。埼玉新都市交通(ニューシャトル)にも同じような構造の駅があったことを思い出しつつ、駅周りでゆっくり過ごしました。
新福井からは、三国芦原線方面へ。ということで、14:11発の三国港行きに乗りました。