地下鉄東西線で荒井から八木山動物公園まで。仙台から先は、カーブあり、広瀬川を越える地上区間あり、さらには山に向かう勾配区間ありと、地下鉄らしからぬ多様な要素を楽しめます。
山を登ることから、終点の八木山動物公園駅は「日本一標高の高い場所にある地下鉄駅」になっていて、その高さは軌条面基準で136.4m。一般利用が可能な建物でこれに近いものとしては、びわ湖大津プリンスホテルがあります。階数は37。その高さまで地下鉄が来るというのは、確かに凄いことのように思えます。
山中の駅ですが、ホームは地下3階で、改札階は地下2階。改札階にあるエレベーターは、地上5階の建物と直通し、その屋上(5階部分)に出ることができます。そこに広がるのが「八木山てっぺんひろば」。東や南の方向を一望でき、太平洋もよく見えます。八木山動物公園は、広場の北側。当駅利用のメインは動物園だと思いますが、この眺望のためだけでも来る価値は大いにあると感じました。
そんなこんなで八木山動物公園駅での滞在は、15:25着-49発と少々長め。この後は再び仙台をめざし、東に向かいました。