清洲から乗った岡崎行きは名古屋で5分の停車時間(18:42着-47発)があり、ホーム上にセルフレジ式のコンビニがあったことで少量ながらもようやく買い出しができました。
その日のうちに名古屋から東京に帰るプランだったら駅弁で済んだところ、もう1泊することにしたのでここでのつなぎはそれなりに重要。すでに暗くなっていたものの、降り乗りをまだ続けるとなれば少しでも補給しておきたかったという訳です。
次にめざしていたのは名古屋の南隣、尾頭橋。名鉄の山王駅とそれほど離れていないため、名鉄とJRとの乗り換えで乗り降りを増やす行程を組んだ時にと考えていたのですが、いつになるかわからないのでここぞとばかりに下車しました。当駅では18:50着-19:05発と比較的長め。ホームに降り立つと、そのロケーションの良さにまず感服し、しばらく過ごすことになります。北側遠方では名古屋駅周辺などの高層建築物が美しく映え、東側は名鉄、中央本線の列車が行き交うシーンが間近。夜景とトレインビューが一度に楽しめるという点で、名駅だと思いました。



外に出ると名古屋駅の隣駅とは思えないこじんまりした雰囲気で、それもまた一興。明るい時間帯にまた訪ねたいものだと思います。


尾頭橋から豊橋行きに乗り、次に降りたのは南大高。駅近くにイオンモールがあるので、夕食はそこでとるという前提でやってきました。長かった3/4の旅の最後の未乗降駅。着いたのは19:19でしたが、次に乗る列車は特に決めていませんでした。ここまで来ればあとはゆっくり宿泊地の駅に向かうのみ。イオンモールでひと休みしようという話です。

尾頭橋が高架駅だったのに対し、南大高は地上駅。橋上駅舎+自由通路という構造で、なかなかスケール感があります。イオンモールは西側にあり、自由通路の延長部が店に直結するような形になっています(→参考)。その通路を行き来する範囲で眺めると、駅があるのは地上というよりも掘割にある感じ。それ故、全体像が収めやすく、夜の駅ならではの美しさを撮ることができました。




何だかんだで南大高を発ったのは1時間後の20:18。ホテルのある安城には大府での乗り換えを経て20:39に着きました。この日は、岡山~加古川~谷川~福知山~尼崎~米原~安城というのが大まかな旅程。経路で重複しているのは谷川~福知山のみで、行って戻ってもなかったので移動距離の計算も楽な方でした。
その距離、523.3km。我ながら驚きの長距離移動となりました。運賃は福知山で分割した場合でも3,410円+5,720円。青春18きっぷのありがたみを実感した一日になりました。