3/1からの青春18きっぷの旅は3/5が最終日。5日目=5回目ということで、18きっぷを5日間通しで使う形になりました。
この日のテーマは東海道本線。同線では特に愛知県内で未乗降の駅が多かったため、18きっぷに乗じて可能な限りこなそうという話です。
安城で泊まったのも行程を考えた上でのこと。おかげで無理のない感じで行ったり来たりができました。もう少し早く動けばより万全だったと思いますが、それは結果論。朝は多少ゆっくりめで8:50発の新快速で刈谷に向かい、そこで岐阜行きの普通列車に乗り換えました。まずめざしたのは逢妻。9:01着-13発で10分余りの滞在です。
愛知県内の東海道本線の駅でJR発足後に開業したのは金山を含めて八つ。逢妻もその一つですが、1988年3月のダイヤ改正時にできた駅なので、今となっては年数はそれなりです。とは言え、他の歴史ある駅に比べれば新しいので、駅舎もなかなかのものでした。困ったのは、2020年12月に導入された「集中旅客サービスシステム」(→参考PDF)。通路が自動改札機のみで、このシステムの対象駅の場合、18きっぷ利用者は出場時、入場時ともインターホン越しのやりとりが必要になるので手間を要します。入場時はインターホンと「券面確認台」が近くにあるのでまだ円滑ですが、出場時が少々面倒で、①改札内のインターホンでかくかくしかじか、②遠隔操作でひとまず改札機を開けてもらう、③改札外の券面確認台を探し、そこで券面チェック(晴れてOK)という手順を経ないといけないので、難度がアップ。事情がわからないと面食らうことになるでしょう。
という訳で10分あれば余裕のところ、これで少々押し気味に。南口、北口の順で駅周りを見物することはできましたが、入場時のあれこれを考えるとゆっくりはできません。入場前にインターホンで話をする中で、この先も同じ設定の駅が複数あることが判明し、プランの再考が必要?と一時は思った次第。救われたのは次に予定していた東刈谷が今の時間帯は有人と聞いたことでした。
その東刈谷は、行きつ戻りつの都合で9:26着-30発という短時間パターン。話の通り、有人通路からの出入りができたため、何とか降り乗りを果たせました。さすがに南北両方という訳には行かなかったので、見て廻ったのは南口のみ。駆け足モードながら、当初予定を変えずに済んだのは上々と言えます。
次は再びインターホン駅。いい意味で緊張感ある降り乗りが続きます。