乗り降り記録ブログ[駅ログ]

全国の鉄道駅の乗り降り記録を綴ります

#3845 直江津(2023.6.9)

「えちごトキめきリゾート雪月花」は、定刻通り15:17に直江津に到着。ホームでの撮影タイムは特になかったので、程々のところで切り上げツアーの流れに沿って移動しました。

「えちごトキめきリゾート雪月花」(直江津15:17着)
トキ鉄仕様の駅名標。東隣の黒井は信越本線の駅。

改札を出たところで、えちごトキめき鉄道としての直江津駅は晴れて乗降済みという形に。2021年9月に、妙高はねうまライン日本海ひすいラインの乗り継ぎで直江津に来たものの、この時はすぐの発車・・・駅の外に出ることが叶わなかったため、今回のツアーでようやくと相成りました。ちなみにJRの直江津駅は、信越本線から北陸本線に乗り換える際に降り乗りしたのが最初で、これが実に1989年8月の話。JRと第三セクターが乗り入れる駅では、往々にしてこうした年数の差が生じるのでした。

直江津駅改札口。自動改札機がIC対応なのはJR用。えちごトキめき鉄道交通系ICカード非対応なので注意を要します。
南北自由通路から見た「えちごトキめきリゾート雪月花」。この後、6番線を発車し、留置線へ移動しました。
構内側線が多いのも直江津駅ならでは。妙高はねうまラインE127系の後方に、日本海ひすいラインのET122形が収まり、雪月花(ET122形1000番台)と合わせてラインナップが揃った形に。
直江津D51レールパークでの「D51乗車体験」の後、直江津駅方面を撮影。「えちごトキめきリゾート雪月花」が留置線に入線するシーンが撮れました。

という訳で、現行の駅舎(4代目)を外から眺めるのは今回が初。ツアーでは「直江津D51レールパーク」の入園もセットにつき、レールパーク側の南口が先でした。その外観は特徴的で、何かしらの造形を模したものという印象。何がモチーフなのかは南口周りを見ただけでは見当がつきませんでした。

直江津駅外観(南口)

ツアー解散後、今度は北口へ。こちらも箱を重ねたようなデザインで、見方によっては客船?といった造りでした。その答えは、駅通路の掲示物に。「南北自由通路と直江津橋上駅舎は豪華客船“飛鳥”をイメージしてつくられています」とあり、大いに納得・・・直江津港にゆかりのある「飛鳥」のデザインを駅舎などに投影させるという発想はなかなかのものでしょう。そのデザインは、南口で見た「エントツの赤いライン」、自由通路壁面や北口駅舎の「側壁の青いライン」、自由通路の「丸型の窓」などが該当。その解説を見ながら、撮った写真を見返すのもまた楽しいものでした。

直江津駅外観(北口)
直江津駅(南北自由通路・橋上駅舎)のデザイン概要、「飛鳥」との比較など。4代目駅舎の供用開始日は2000年4月7日。

駅前の「直江津学びの交流館」で往年の鉄道写真や鉄道部品・記念品の展示を見物し、夕食をとるなどしてから再び駅へ。「雪月花」を降りてから、何だかんだで3時間半近くが経っていました。

直江津学びの交流館」1階の展示には、直江津駅橋上駅舎・南北自由通路の模型(1/300)も。左が北口、右が南口です。

時間的に日帰りも可能でしたが、せっかくなので1泊することにし、この日の宿泊先へ。乗車したのは18:45発の妙高高原行きでした。

直江津駅発車標。ほくほく線妙高はねうまライン信越本線日本海ひすいラインが並び、結構賑やかです。
妙高高原行き普通列車直江津18:45発)

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