今回参加したツアーは、「えちごトキめきリゾート雪月花 特別運行&六日町運輸指令区検修・直江津D51レールパーク貸切見学」というもので、そのタイトルにある通りの充実ぶり。流れとしては、六日町運輸指令区の見学、普通列車での移動(六日町~十日町)、十日町での昼食(そばランチ)、「えちごトキめきリゾート雪月花」での移動(十日町~直江津)+デザートセットなど、直江津D51レールパークの見学・D51乗車体験といった具合で、申し分ないものでした。
時間の長さで言えば、「雪月花」の乗車がやはりメイン。行程では十日町13:50発→直江津15:17着、乗車時間たっぷりでありがたい限りでした。かつて特急「はくたか」が十日町→直江津を最短26分*1で走り抜けていたことを考えると、実にスロー。儀明信号場での30分以上の停車(=トンネル体験)があったものの、それでもまだゆとりがある感じだったので、どこかでまた行き違いでもあるのだろうと思っていたら、くびきで10分ほど停まるとの案内が入りました。ちょうど乗車記念ボードの巡回(+記念撮影)が終わったところでの停車だったので、ボード自体を記念に撮らせてもらってから下車。行き違いなどはなく、「雪月花」の撮影タイムのような趣旨でした。サービス満点のツアーであることがこうした点からもわかるかと思います。
着いたのは14:55頃で、15:04頃には発車。対向ホームなどへの移動も可とのことだったので、撮影タイム中に駅舎の方も見物させてもらいました。北越急行単独の駅での降り乗りはこれが初。ツアー道中での乗降になるのでイレギュラーな観はありますが、駅を訪ねたという実質面は変わりません。ほくほく線での一つの布石を打つことができた・・・その意味でも有意義な停車時間でした。