九州北部、未乗区間の旅。この日の行程で重視していた一つに唐津線がありました。その末端区間である唐津~西唐津はまだしも、唐津線の非電化区間である唐津~久保田については本数が限られることから、逆算する感じで博多13:27発に乗車した次第。筑前前原から103系でひたすら移動し、終点の西唐津に着いた時点でその先は確約されたようなものでした。
筑肥線に初めて乗ったのは1990.11.24のことでした。当時は伊万里~唐津~姪浜の順で乗り、その日のうちに同線は完乗。この時、筑肥線としては分断となる区間、即ち唐津線の山本~唐津は乗車したため、逆に唐津線の他の区間が未乗で残ることになり、以後すっかりご無沙汰になってしまった訳です。筑肥線も唐津線も実に33年ぶり。西唐津行きに乗って唐津~西唐津をクリアしたことで、唐津線の残りは山本~久保田という形になりました。何とも変則的な感じですが、パズルのピースをはめていくような感覚で楽しめました。
西唐津にはほぼ定刻通り15:02に到着。ここでまた折り返しとなりますが、次に乗る列車は選択肢があり、15:15発の筑前前原行き、15:22発の佐賀行きのどちらでも可でした。西唐津で見どころが多々あれば、ゆっくり過ごして後発でとなりますが、10分余りあれば十分だったので15:15発を選択。佐賀行きは15:25に唐津到着後、すぐには発車せず20分以上の待機時間があったので、ひと足先に唐津に行って、駅前の唐津焼の展示・販売施設などを訪ねるのもいいだろうと考えてのことでした。
かくして唐津では15:18着-48発と長めの滞在。プチ観光を経て、余裕を以って佐賀行きを待つことができました。