乗り降り記録ブログ[駅ログ]

全国の鉄道駅の乗り降り記録を綴ります

#3909+3910 中萩&新居浜(2024.1.5)

横河原から路線バス「新居浜特急線」に乗ること約1時間。時刻通りとは行きませんでしたが、伊予西条駅の北口「西条駅前」に着きました。ここまで来れば高松方面の普通列車は1時間に1本程度になるので、乗り損なうと一大事ということはなくなります。

乗る予定にしていたのは当駅始発の高松行き(12:38発)。2時間ほどあったので、主に四国鉄道文化館の見学時間に充てました。時間的にはちょうどいい感じでしたが、隣接の十河信二記念館を見る時間は十分に確保できず。同館と四国鉄道文化館(北館・南館)、それに観光交流センターから成る「鉄道歴史パーク in SAIJO」全体を見て廻るなら3時間は見た方がいいことが今回わかりました。

ともかく東に進まないといけないので、予定通りに乗車。この日は岡山をめざしていたので終点までは乗りませんが、時刻表によれば高松着は何と15:33・・・3時間近く*1というのはなかなかだと思います。

なぜそこまで時間がかかるのかという理由はすぐにわかりました。行き違いや通過待ちなどで数分間から10分前後停車する駅が思いがけず多く、調べ直してわかったのが観音寺までだけで少なくとも4駅あり、次の中萩、その次の新居浜、さらに次も...だったのです。

こうなるとできる限り降りて乗ってを試みたいもの。中萩は12:44着-47発、新居浜は12:51着-13:01発で、両駅とも降車ホーム=出入口直結だったため、難なく駅の外観などを見物、撮影できました。

高松行き普通列車中萩12:44着)
中萩駅外観
中萩駅駅名標。これを見て当駅の所在地が新居浜市であることを認識した次第。

愛媛県新居浜市に足を踏み入れたのは今回が初めて。その記念すべき一歩が市の中心駅の新居浜ではなく、西隣の中萩だったというのは乗り降り旅ならではのポイントと言えそうです。

新居浜駅発車標。普通列車は当駅で10分停車。後続の特急「しおかぜ」(13:33発)とは新居浜では30分の差がありましたが、観音寺で抜かれます。
新居浜駅外観。重厚感のあるレンガ調の外壁が目を惹きます。
高松行き普通列車新居浜13:01発)。2両編成ですが、後方車両は観音寺まで回送扱い(観音寺から2両運転に)。

新居浜市にある駅は、中萩新居浜、多喜浜の三つ。多喜浜も13:04着-07発と3分間ありましたが、駅舎が跨線橋を渡った先で距離もあったため、断念しました。叶いそうで叶わなかった新居浜市内全駅クリア。そう易々と行かないのもまた乗り降り旅の醍醐味なのだと思います。

新居浜駅名標。両隣を合わせた三つが新居浜市内の駅。

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*1:特急に乗れば伊予西条~高松は約1時間半。その差は2倍。