丸森を17:06に出たら、あとはただ終点の福島をめざすばかり。阿武隈川の流れを横目にしつつ、手元では放射線測定器の数値を追い・・・とそこまではよかった。いつしか県境を越え、川が遠ざかり、水田が目立つようになってくると、測定値が徐々に上がってきて落ち着かなくなってきます。車窓や停車駅を撮る際、測定器も一緒に写すような状態が続き、とにかく目が離せませんでした。
新田〜二井田が0.25、二井田を過ぎると0.31、保原に停まっている際は一時0.49、高子では0.55まで行きました。その後、瀬上0.33、福島学院前0.39、卸町0.34と下がり始め、福島駅に降り立ったところで0.26(単位は毎時マイクロシーベルト)。初めて降りた阿武隈急行の福島駅でしたが、測定優先につき、駅や車両を撮るのが二の次に。加えて、次に乗る福島交通(飯坂電車)の発車時刻がすぐ!ということで、その時の写真(阿武急)はこれ一枚。
17:58着−18:00発という綱渡り乗り換えでしたが、阿武隈急行と福島交通でホームを共有、つまり隣の番線だったので救われました。仮に「東北ローカル線パス」がなければ、一旦改札を出て、また入ってとなるので、間に合わなかったかも知れません。
↓ 両社の福島駅を外から撮った写真はこの通り。(福島交通の小往復を終えた後に撮影)