槻木を出て次、東船岡で交換待ちの停車時間が3分あることを知り、降り乗りを試みるも、早々と槻木行きが入ってきてしまったので断念。槻木に次ぐ新たな乗降駅は、予定通り終点の丸森ということになります。
丸森には16:43着で、さらなる乗り降りをめざすのであれば、16:47発で1つ(北丸森)または2つ(南角田)戻って、福島行きを待つ、という手もありました。が、特に阿武隈急行で専念すべき事項があり、丸森が一つの要だったため、同駅で福島行きを待つことにしました。発車時刻(17:06)まで20分余り。その間にしておきかったこととは?・・・放射線の測定です。(→詳細)
阿武隈急行では自主的に放射線量を測定し、webで公表しています(→PDF)。その数値を自分でも確かめてみたい、ということで「RADEX RD1503」なる測定器を携帯。丸森駅は0.2μSv/h(毎時マイクロシーベルト)前後と出ていて、この日も写真の通り、0.218〜0.238とやや高め。自身で測った値は0.15〜0.16だったので開きはあるものの、決して低くないことはわかりました。
駅員さんに話を聞いたり、場所や高さなど同じ条件で測り直したり、あれこれやっていたら17時過ぎ。仙台行き「ホリデー宮城おとぎ街道号」(17:07発)が先に入ってきて、その後、福島行きが到着。これで終点まで直行なのはいいのですが、どうにも落ち着きません。そう、ここからが測定器の本番。数値を追いつつ、時々目を疑いつつの旅路になるのでした。