名鉄名古屋本線の主要駅めぐり、新安城の次は東岡崎です。2014年1月4日の旅(→参考)では、東岡崎をつい後回しにし、結局降り乗りができず、悔しい思いをしました。一年後、ようやく念願叶った訳ですが、今度は時間が... 何事も巡り合わせだとは思いますが、ここは鬼門に当たる駅のようです。
駅舎はもとより、駅周辺も撮る余裕はありません。何しろ17:34着−38発の4分間限り。加えて、フリーきっぷの特典「電撮カード」の対象駅だったため、それを窓口で受け取ったりなどしていれば、すぐに時間になってしまいます。思えば、名鉄岐阜、太田川、東岡崎、いずれもあわただしい中でのカード収集でした。4枚中3枚*1を手に入れることができたのは、上出来と言えるでしょう。
東岡崎を発つと、名古屋本線の旅もいよいよ大詰め。準急に乗り、次の「主な駅」へ向かいます。急行停車駅に絞ると、美合、本宿、国府、伊奈が候補でしたが、以前に通った際、ホーム越しの眺望が印象に残っていた本宿に行くことにしました。が、すでに辺りは暗いため、見晴らしも何もありません。明るいうちなら、駅前にある旧駅舎の模型なども見ることができたと思いますが、改札を出たところで目に付くものは特になく、漫然と過ごすばかりでした。
本宿では17:51着−18:02発で、それなりに時間があっただけに、見るもの撮るものが乏しいというのは、もったいない観はあります。ただ、乗り降り旅の締めくくりという点では、何もしないくらいがいいとも言えます。
運賃表を眺めながら、本日の名鉄の行程を振り返ったら、ゆっくりとホームへ。名鉄ラストの一本、急行豊橋行きに乗り、無事、東京への帰路についたのでした。
今回お世話になった「迎春1DAYフリーきっぷ」は、発売額1,600円。この日、名鉄の乗り降りで実際にかかった運賃を計算したら、何と8,200円でした。無茶な行程もいくつかありましたが、とにかくこれだけ使えば御の字というものです。また、チャレンジしてみようと思います。
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*1:残る1枚は神宮前でしたが、今回は素通りだったため、断念