鬼怒川温泉で連泊する機会をつくり、2日目の日中に東武鬼怒川線の未乗降駅をメインに周遊してきました。利用したのは「日光・鬼怒川エリア鉄道乗り放題きっぷ」。500円で鬼怒川線全線と、東武日光線の下今市~東武日光が乗り降り自由ということで、大いに活用させてもらいました。
乗り降り自由とは言え、本数がそれほど多くない路線ではそれなりに行程を考える必要があります。鬼怒川温泉9:39発の列車でまず大谷向に行き、そこから上今市まで歩いて東武日光行きに乗って…というのが午前中のプラン。数駅程度の乗り降りでも時間がかかるもので、フリー区間内の未乗降駅を全てこなそうとすると、徒歩での移動や行ったり来たりが伴います。そうした要件を加味して練った行程でした。
大谷向に着く前に、新高徳での停車時間もあるにはありましたが、出たとこ勝負。鬼怒川温泉の発車時刻が遅れ気味だったこともあり、この列車での新高徳下車はないものと考えていました。ところが...
行き違いの特急「きぬ107号」が遅れていて、その通過があるまでは発車しないことが判明。もともとの新高徳での時刻は9:48着-51発でしたが、実際は9:50着-55発といった具合で長めの停車時間になったため、降りて乗ってができました。駅の外に出ても、特急が来ることがわかった時点で引き返せば間に合うと踏み、敢行した次第。駅の構造は、2017年8月にドライブ途中で立ち寄った際に把握していたので、迷うこともありませんでした。ただし、駅舎が工事中というのは想定外。外観の写真はこんな具合で、駅名看板は撮れませんでした。
特急が来たのはホームに戻って少々経ってから。列車の方はしっかり撮影することができました。
以下の写真は、2017年8月12日撮影。SL「大樹」が目当てでしたが、駅舎も撮っておいてよかったです。